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栗東をつくる「声」
 栗東のまちづくりの原動力。それは、市民皆さんの声です。栗東の主役である皆さんの声を聴き、市政にいかすため、市では、市民の皆さんの声を聴くことができる多くの場をつくり、まちづくりに反映できるように取り組んでいます。
 皆さん一人ひとりの声が、よりよいまちをつくります。ともに「いつまでも住み続けたくなる元気都市栗東」をつくっていきましょう。
市長と気軽に栗東まちづくり座談会
 市長が自ら各地域に伺い、市政の状況報告や市民の皆さんと意見交換をする場です。
 本年度は、5月に市内4会場で行い、合計110人の皆さんの参加があり、貴重な意見や提案をいただきました。
 この座談会を継続して取り組むことにより、市民の皆さんとの対話を深め、よりよい栗東を目指します。今後の日程などの詳細は広報でご案内します。

※意見や提案は市で共有し、反映できるよう努めています。本年度第1回の座談会の報告は、今後の市ホームページに掲載します。

「声」により一層の防災力強化に!
〜平成25年度の座談会での意見・提案から〜

■防災無線が非常に聞こえにくい。工夫してもらっているが、特定の人しか利用できないシステムもあり、高齢化の中、使うのが難しい。

■防災無線が聞き取りづらいので、だれでも聞ける状態、方向で設置してほしい。

・防災・防犯情報配信システム(登録制メール配信)に気象警報など防災情報の配信を追加(H25.4月〜)

・緊急速報「エリアメール」、緊急速報メールを開始(H25.10月〜)

・防災無線放送内容電話照会システムを開始(H25.10月〜)

・市ホームページで内容を表示

・防災・防犯関連情報のファックスを配信(登録制)

・本年度、防災無線の音達調査を実施(8月中)


■地域で、より実践的な防災訓練・避難訓練をしてほしい。

本年度、危機管理課に防災指導員を配置

・自治会主催の防災訓練では、消防署地域担当者の指導により、訓練や防火相談、防火診断などを実施中

・市の防災総合訓練においても、できるだけ参加者が体験した内容を地域で活かせるよう、参加型・体験型の訓練をメインに実施中

・今後は、自治会などで、防災合宿など子どもから大人までが、災害発生時に各家庭や地域で発災直後の混乱した状況を乗り切るためのノウハウを体験できる訓練も、積極的に取り入れて実施

 まちづくりのことを勉強する中で、まちづくりに関心を持ち、昨年初めて、座談会に出席しました。
 万が一、栗東市に災害が起こった場合、私はさきらが避難場所になります。このため、昨年の座談会では、大勢の市民が同じ場所に避難しても大丈夫なのか、また、大宝学区と大宝東学区の学区の違う市民が集まることになり、横のつながりがないため、心配であることを市長に伝えました。
 市長からは、さきらの広場には、100トン級の飲料水兼用防火水槽を備えていること、また、大勢の市民が避難することを想定し、どのような体制や備えが一番よいのかを考えた上で、防災計画の見直しをしていることを回答いただきました。
 今年の座談会にも出席して感じるのは、同じ顔ぶれが多いことです。まちづくりへの意識が高い人は、さまざまな場に参画しておられます。このような座談会などで意見や要望を言う機会も貴重で大切だと思いますが、これからは、どうやって市民がまちづくりに参画していくかが重要です。
 自分のまちのことを本気になって考え、行動する。そのような皆さんが増え、栗東がよりよいまちになればと思いますし、そのような参画する市民を増やす取り組みを市に期待しています。
市長への手紙
 日々の生活の中で市政について気付いたこと、考えていることなど、皆さんの意見や提案をいただく手紙です。
 手紙は必ず市長が読ませていただきます。個々の内容は関係する部署が責任を持って調査して返事を作成し、市長が確認の上、署名をして手紙にてお返しします。
 また、市民の皆さんには内容を抜粋して、市ホームページなどで公開します。
 広報りっとう6月号3ページの用紙をご利用いただくほか、はがきや私製の封書、インターネット(市ホームページhttp://www.city.ritto.shiga.jpから市長の部屋→市長への手紙→市長への手紙へ進む)などで受け付けています。
「声」により本年度から実施!

・家計的に苦しく、子どもが病気をしたら病院に連れていくこともできなくなります。

・次世代のことを考えた環境づくりをしてほしい。

本年度4月診察分から乳幼児、小・中学生の入院医療費(保険診療分に限る)の助成を開始

※実施した施策の一例です。
いだたいた意見や提案は本市財政状況や近隣市の施策などをふまえ、検討していきます。


▼平成25年度の主な意見(合計185通、217件)
総務部 職員の対応・職務態度、職員採用に関する意見など
政策推進部 市政・まちづくり、財政再建、栗東駅のエレベーター設置、栗東駅前の活性化、公用車に関する意見など
市民部 台風被害、災害緊急情報、交通事情・交通道路標識、コミュニティセンター、くりちゃんバス、乳幼児福祉医療費に関する意見など
健康福祉部 風疹ワクチン予防接種、乳幼児健康診査、高齢化社会、介護認定、障がい者支援、生活保護費支給に関する意見など
環境経済部 ごみの回収・集積場、観光スポット・観光施設に関する意見など
建設部 道路の管理・整備・修復、市営住宅、街路樹、公園遊具の点検・管理に関する意見など
教育委員会 学路の安全、学校の現状(生徒・施設)、小学校のエアコン設置、PTA問題、いじめ対策、図書館の利用・運営に関する意見など
その他 市に関する意見以外

パブリックコメント制度
 市の基本的な計画・条例などをつくる段階で、趣旨、内容を公開し、市民の皆さんからの意見を求めることで最終案をよりよいものにする制度です。
▼平成25年度のパブリックコメント実施状況
内    容 意見件数
栗東市地域防災計画(風水害・震災対策編)(案) 0件
栗東市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例(案) 0件
栗東市地域防災計画(原子力災害対策編)(案) 0件
栗東市健康増進計画「第2次健康りっとう21」(案) 0件
栗東市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画(案) 2件
栗東市スポーツ推進計画(素案) 0件
【議員提案条例】 栗東市議会基本条例 22件
第三次栗東市道路整備プログラム(案) 0件
安養寺緑のわがまち建築条例(案) 0件
まちづくり出前トーク
 暮らしに身近な問題や関心のある市の事業などのメニューから市民の皆さんに選択していただき、市長や市職員が伺ってお話する場です。意見交換をとおして互いに理解し合い、まちづくりを一緒に考えましょう。
 昨年度は、合計58回、延べ1,893人の参加をいただき実施しました(市長のこんにちはトークを除く)。本年度も皆さんからの申込みをお待ちしています。
※本年度のまちづくり出前トークメニューと手続きは、こちらをご覧ください。
市長のこんにちはトーク
 市内で活動しているグループの皆さんのもとへ市長が伺い、皆さんと直接語り合う場で、まちづくり出前トークの一つとして開催しています。
 市内の自主的な活動を行っているグループの皆さんからの申込みをお待ちしています。

トークのお相手…市内の自主的な活動を行っているグループ・団体で、10人〜30人程度(ただし、政治、宗教または営利を目的としたグループ・団体は除きます)。

日時…平日、土・日・祝日を問わず、9時〜21時の間で、時間は1時間30分まで。

トークの内容…まちづくりに活かせる内容で、事前に対象グループと調整します。

トークの運営方法…グループ・団体の主体的な運営とします。

※同一グループとの定期的な対話はいたしません。また、要望、陳情の場ではありません。

■平成25年度のトーク
 下記の合計8団体、443人の皆さんとまちづくりを語り合いました。
「コミュニティセンター治田東利用団体」
「安養寺みどり会」
「栗東市高齢者生きがい実践交流大会」
「栗東市女性団体連絡協議会」
「中寿老会」
「栗東市心身障がい児(者)連合会」
「葉山東福祉の会」
「ボーイスカウト栗東第8団ボーイスカウト・カブスカウト隊」

・活動を始めて10年が経ち、自分たちの活動を見直す意味もあり、トークを申し込みました。

・高齢者の皆さんへの給食サービスもしていますが、地域の食材を持ち寄ったり、お誕生日カードやその季節に合わせたメッセージを添えたりと、細やかな気遣いを忘れずに、利用者に喜んでいただけるように工夫しています。このような活動のことを中心に、日ごろ感じていることや市政に関することも含めてお話しました。

・多くの努力をしていますが、資金面で苦しいことや利用者が少なくなってきていることな ど、活動する中でのさまざまな悩みを市長に 相談しました。

・若い市長でさまざまなことを気軽に話すことができ、よかったです。

・聴いていただいたことをできるだけ実現してもらい、市政にいかしていただくことを期待します。

 市では、これらの各制度により、市民主役・市民主導のまちづくりをいっそう推進し、「栗東市市民参画と協働によるまちづくり推進条例」に掲げる豊かで活力に満ちたまちを目指し、取り組みを進めています。
 栗東をよりよいまちにするための第一歩は、市民皆さんの声を届けていただき、ともに考えていくことから。
 よりよい「栗東」のため、まちづくりの主役である皆さんから今後も多くの声をお聴かせください。
※各制度の詳細は、市ホームページに掲載していますので、ご覧ください。
問合せ
広報課(市民対話室) 広報・広聴係 TEL.551-0641 FAX.554-1123
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