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 子育て情報  健康増進課 母子保健係
幼児期の自律と甘えを支える関わり
 2歳を過ぎると、「なんでも一人でしたい」という自己主張や反発が強くなります。その反面、頼りにしている大人の姿が見えなくなると、慌てて「だっこだっこ」と求めてきたり、添い寝をしないと寝なくなったりするなど、1歳のころより甘えん坊になることもあります。お兄ちゃんやお姉ちゃんになったり、赤ちゃんに戻ったりと、大人にとっては関わりにくくなったりしますよね。
 この時期の子どもは、自立に向かって歩み出したい、でもまだまだ愛されたい思いも強く、大好きな人との距離が離れていくことに不安も感じるようになってくるのです。
 そこでまずは、一人でしたい気持ち、強く伝えてくる要求を言葉にして、受け入れてあげましょう。例えば、子どもが何かに挑戦しようとしているときには、「一人でできるんだね、やってみよう!」と声を掛け、見守ってください。一人でできずにつまずいたときには、泣いたり、投げ出したりと気持ちのコントロールが難しくなっていきます。そんなときには、「悔しかったね、でもおしかったよ」と言葉掛けをしながら、最後は子どもが「できた!」で終われるように、少し手伝ってみてください。
 自分を支えてくれる大人の存在は心のバネになります。気持ちを感じ取ってもらう体験を積み重ね、自信の持てた子どもは、今後いろんなことに挑戦し、乗り越えていけるようになるでしょう。。
『広報4月1日号折込の「健康づくりカレンダー」を参照してください』
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