トップページ(目次)へ 
A HAPPY NEW YEAR
今年は「ヒツジ年」。市長・議長・ヒツジにゆかりある皆さんに、今年の自分自身が大切にしたい文字を選んでもらいました。
新しい年が市民の皆さんにとって、よき一年になりますように…。
市長野村昌弘前進、議長高野正勝波動
 あけましておめでとうございます。
 これまでの4年間は、まずは、財政状況の健全化を第一義として、「(新)集中改革プラン」の実行と「第三セクター等改革推進債の活用による土地開発公社の解散」に取り組み、市民皆さま、議会皆さまのご理解とご協力のおかげで、おおむね予定どおりの成果を得ることができました。
 このことが、財政面での「明るい兆し」となったわけですが、これからは、この「明るい兆し」をより明確なものにしていくとともに、そのことを市民皆さまに実感していただくことが大切だと考えています。
 「『いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東』の実現、栗東の『元気』を市民皆さまに感じていただくまちづくりに向け、一歩一歩着実に前に進んでいく」。この決意を胸に、「前進」してまいります。
 あけましておめでとうございます。
 今、地方議会の組織や運営について有効性や効率性が探求されています。
 市議会では、昨年4月に栗東市議会基本条例を施行し、条例にのっとって議会運営に努めています。5月には「議会報告会」を開催し、市民の皆さまと有意義な意見交換をさせていただくことができました。心よりお礼申し上げます。
 本市の財政運営については、市民の皆さまのご理解とご協力により「一定の見通し」を描けるようになりました。今後の市政運営につきましては、常に全体観や本質を見失わず、無理をせず着実な前進が求められています。
 議会としては、安心感や信頼を得るために、市民の中にしっかり根を張り、「成熟した対話」を展開し、「いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東」の実現を目指し、「波動」を起こしてまいります。

市長と議長の新春対談(動画)を1月1日より市ホームページに掲載しています。
選んだ文字をもとに、二人が思いを語りますので、ぜひご覧ください。

ヒツジを飼う
■「先」を見て進む

川津 良治さん
(川津農園)

下戸山の自宅前に趣味の一つとして「川津農園」を開園。季節の花や動物に囲まれた農園は人々の学習の場であり、癒やしの場。市内イベントで協力出店するふれあい動物園はいつも多くの子ども達であふれている。
 私の今年の文字は「先」です。現在のその先を読むことで見えてくるものがたくさんあるのではないでしょうか。自分自身、人よりも少し先を見ることを心がけ、進んできたつもりです。今の自分があるのもそのおかげであり、今後も先を見て進んでいければと思います。先を見据えることは、人に限らず、経済活動や栗東市の行政運営などに対しても重要だと言えることではないでしょうか。
 現在、農園には合わせて40匹のヒツジとヤギがいます。草を食べてくれるので、まるで従業員のような存在であり、自然の力で農園を営むことができています。ヒツジとウサギは赤ちゃんもいます。生命力、やさしさなど、人間が動物から学ぶことはたくさんあります。子どもの時にできるだけ多くの動物とふれあい、心やさしい気持ちを育んでもらいたいです。今後も動物とふれあいながら楽しく交流できるような農園でありたいです。
ヒツジで美術
■「感謝」と「感動」

増田 有貴さん
(アトリエおれんじ)

12年前、栗東駅前に絵画造形教室「アトリエおれんじ」を開校。多くの栗東の子ども達が自由な雰囲気の中、感性を磨いている。毎年、さきらで開催される教室の作品展は、市民が身近に芸術にふれる場にもなっている。

※このページのイラストは増田さんをはじめ、アトリエおれんじ 火曜日小学生コースの皆さんが描いてくださいました。

 私の今年の文字は「感」です。栗東で教室を開校して12年目。卒業生や在籍生、ご家族の皆さんをはじめ、これまで温かく見守り理解し、支えてくださった多くの皆さんへの「感謝」を大切にして進んでいきたいからです。また「感動」の意味もあります。テクニックを学ぶのではなく、何気ない日常の中にある美術を発見し、「こんなん作れるんだ!」と感動してもらえる教室でありたいと思っています。
 教室では、冬は、羊毛を使った手芸「羊毛フェルト」の作品づくりもしています。さきらを会場に10回目を数える、教室の合同作品展は、3月13日〜15日に開催予定です。毎回、生徒が受付などもしてくれています。「生徒達が創造生活の中で大好きで特別な色や表現に出会えますように」との願いを込めて開いた「アトリエおれんじ」。生徒達には、今後も「上手に描こう」と思わず、そのままの個性で楽しみながら美術と関わってほしいです。
ヒツジ年に誓う
■「気持ち」を強くする

平田 朋さん
(葉山中学校3年)

「YASUclub U-15」に所属し、男子の中、女子はただ一人にしてキャプテン。日本サッカー協会の選抜選手として、国際大会の優勝経験もある。昨年、フランスでサッカー留学を経験し、将来の活躍が期待されている。
 私の今年の文字は「気」です。まず、サッカーをする上では気持ちが何よりも大切であり、気持ちで強くなりたいと思うからです。また、さまざまな面での感謝の気持ち、英語で言う「リスペクト(敬意)」の意味がこもっています。
 昨年の夏は、フランスで1か月のサッカー留学をし、3つのチームで貴重な経験を積むことができました。通訳がいてくださいましたが、言語が違うため、コーチの指示の理解などのコミュニケーションが難しかったです。留学の経験は、自分の成長につながっていると感じています。帰国後は、フィジカルトレーニングを増やし、身体能力を高めています。今年は、よりサッカーに励む環境となる転機の年です。4月から、女子サッカーの強豪校である、兵庫県の高校に進学を希望しています。フランスで2歳年上の選手とプレーした際、自分の実力が発揮できませんでした。高校3年間でそのくやしい思いをバネに自分を磨いてリベンジし、将来は世界に通用するサッカー選手になりたいです。
トップページ(目次)へ
次のページへ