昨年夏に治田西小学校の東隣で実施した小柿遺跡の発掘調査で、古墳時代前期(3世紀後半〜4世紀)の方墳が見つかりました。
古墳の墳丘は削られていたため、遺体を埋葬した木棺などは失われていましたが、方形に掘られた周溝から、方墳と判明しました。大きさは、一辺14メートル、周溝の幅は2・3メートル、深さは80センチです。
調査地北側50メートルの、小字「小槻」には小さな森があり、「小槻の森」と呼ばれ、小さな祠がまつられています。江戸時代に書かれた「栗太志」には、「小槻の森という少し高い土地があり、その森の木を伐採して畑にしたところ、刀剣が出土した。小槻氏を葬った塚であろう」と記されています。
小槻の森周辺の小柿遺跡や中沢遺跡では、円墳や方墳が複数見つかっていてこれらを小槻古墳群と呼んでいます。古墳の被葬者が判明することはほとんどありませんが、今回見つかった方墳は、はたして小槻氏一族の墓だったのでしょうか、想像が膨らみます。 |
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問合せ
栗東市出土文化財センター TEL.553-3359 FAX.553-3514 |
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《治田西小学校》「感謝の心を声に出す」
本校では、感謝の心を声に出して伝えることを大切にしています。
そんな中、「治田西小の子どもたちに親切にしてもらって、うれしかった」と、感謝の声が届くことが、いくつかありました。
修学旅行先で交通事故現場に遭遇し、被害者にやさしく対応した6年生に対して。財布を拾い、落とし主のことを考え、コミュニティセンターに届けた1年生に対して。来校した人にきちんと挨拶し、親切に案内した2年生に対して、などです。
「ありがとう」を自然に言える子育ての取組みの中で、相手のことを思い、やさしく親切に行動できる子どもたちが育っています。 |
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問合せ
学校教育課 TEL.551-0130 FAX.551-0149 |
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