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このページは、栗東ならではの地域資源を紹介するコーナーです。
今月のキラリ★ブランド
 狛坂磨崖仏
 大津市との境界に近い金勝山のハイキングコース内に、狛坂寺跡と向かい合う形でひっそりとたたずむ「狛坂磨崖仏」。白洲正子の随筆「かくれ里」の中で「聞きしに優る傑作」と表現された国指定史跡です。
 高さ約6m、幅4mの巨大な花崗岩の表面に高さ約3mの堂々とした阿弥陀如来坐像を中尊として、両脇に観音菩薩・勢至菩薩、その周囲に12体の仏像が半肉彫りされています。
 制作時期や製作者ははっきり分かっていませんが、県内でも最古のものとされる謎多き石仏です。  
 この夏は、大らかで穏やかな表情の磨崖仏に出会いに金勝山へぜひお出かけください。
問合せ
栗東市観光物産協会 TEL.551-0126 FAX.551-6158
馬のまち栗東コラム
 馬は後ろの景色が見えるの?
 草食動物である馬は、肉食動物から逃げるために、どこから襲ってくるのかをいち早く知る必要があります。そのため、広い視野を確保できる眼の構造を持っています。顔の両側に眼がついていることから、約350度の景色を見渡すことができます。人の視界が100度ですので、馬の視野がより広角であることがわかります。
 また、馬の眼は「単眼視」という構造をしていて、左右それぞれの眼で別の物を見ることが可能です。片方の眼で食べている草を見て、もう片方の眼では周りの肉食動物の動きを見ることができます。
 しかし、広い視野を持つことは競走馬にとってはいいことばかりではありません。時には、注意散漫となり、レース結果に不利に働くことがあります。そのため、後方の視野を部分的にさえぎり、レースに集中するように働く道具もあります。
 このように、馬の視野は広いので、真後ろに人が立っていても気付きます。だからこそ、馬が驚かないように、近づく際は優しく正面からゆっくりと歩み寄ってくださいね。
問合せ
地域戦略・馬事業企画室 TEL.551-1808 FAX.553-1280
(資料協力:JRA栗東トレーニング・センター)
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