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りっとう再発見 栗東に残る日清戦争
 今回は、4月から12月にかけて発掘調査を行った、上鈎・下鈎東遺跡の紹介をします。
 遺跡の調査では、弥生時代(2世紀)、飛鳥時代(7世紀)平安時代(10〜12世紀)、鎌倉時代(13世紀)、室町時代(15世紀)の住居や井戸、溝、堀、墓などのさまざまな遺構が発見され、たくさんの土器のほか、木器や石器、金属製品などが出土して、10月14日には現地説明会を開催。70人の参加者が見学に訪れました。
 新聞紙上でも話題になった平安時代(10世紀)の丸太刳抜き井戸は、大規模な掘立柱建物群から成る邸宅遺構の中庭から発見されました。井戸の大きさは平面が楕円形で東西4m、南北3m、深さは2・3m。井戸底には直径約1mの大木を刳抜いて作った井戸枠が残っていました。
 井戸枠内からは、灰色の釉薬で仕上げた陶器の壺や、素焼きの土師器椀、桶などの底板、斎串と呼ばれる木串と銅製の円盤が出土しました。円盤は直径8・5p、厚さ1oで、中央に小穴があります。化学分析で金と水銀が検出され、表面に金が貼られていたことが判明しました。
 円盤は仏具などの装飾品の可能性がありますが、神を招く斎串とともに水神の為に井戸底へ沈められたと考えられ、当時の湧水祭祀の内容を知る上で貴重な発見となりました。
問合せ
出土文化財センター TEL.553-3359 FAX.553-3514

《葉山幼児園》「動物病院の先生、ウサギさんありがとう!」

 葉山幼児園では、5歳児がウサギの世話をしています。
 5歳児になったらウサギの世話ができると楽しみにしている子どもたちです。
 先日、ウサギの飼育の仕方や健康状態について動物病院の先生たちに指導していただきました。その時何匹かのウサギとはお別れをしたのですが、長年一緒にいてくれたウサギに「ありがとう」「元気でね」と感謝の気持ちを伝えました。
大切なウサギを助けてくれた動物病院の先生に親しみをもった子どもたち。
「これでまたお世話ができるね」とウサギとふれ合えることへの喜びや、ありがとうの気持ちを感じた時間でした。
問合せ
幼児課 TEL.551-0424 FAX.551-0149
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