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 このページは、さまざまな分野で活躍されている皆さんを紹介するコーナーです。

Miquiミキさん

(32歳・綣)


 6歳から本格的に、スペインの民族舞踊であるフラメンコを始める。18歳の時にスペインに渡り、スペイン三大フラメンコ女王の一人と称されるエバ・ジェルバブエナの踊りに衝撃を受け、氏の舞踊団の第一踊手、メルセデス・デ・コルドバに師事。
 平成19年に「Familia Miqui Flamenco」を立ち上げて活動。衣装は生地選びからこだわり、さきらでの発表会も開催するなど、フラメンコの魅力を発信し続けている。

魂とつながり、表現するフラメンコダンサー
 ■フラメンコを始めたきっかけは?
 伯母がフラメンコをしていました。母のお腹にいた頃から胎教のような形でリズムを聞いていたと思います。身近にあったフラメンコへの思いが高まり、6歳から伯母が習っていた京都の教室に一緒に通いはじめました。周りはすべて大人でしたが、小さな頃から「すごく楽しい」と言っていたそうです。週3回程通い、17歳まで技術を磨きました。
 ■本場スペインでも学ばれました
 18歳でスペインに留学したことが転機になりました。それまで、フラメンコを難しいと思ったことは一度もなかったのですが、スペインの「タブラオ」と呼ばれるステージで観た踊りに衝撃を受けました。リズムのつかみ方や体の使い方などが見てきたものとかけ離れて素晴らしいもので、圧倒されました。
 こうしてすぐに日本に帰国して一からやり直しました。動画を見たり、東洋と西洋の体の違いについての本を読んだり、さきらで練習を重ねました。スペインのフラメンコにより近づくため、ひたむきに約10年、研究と努力を重ねました。
 ■楽しさはどこにありますか?
 フラメンコは、歌・ギター・踊りが三位一体のもので、決して踊りが中心ではありません。自分の魂とつながり、感じるものを表現する喜びがあります。また、気心が知れたメンバーと、その場所で創り上げる楽しさがあります。インドの横笛「バンスリ」やオペラとあわせたこともあります
 ■今後の夢を教えてください。

さきらアトリウムコンサートでの熱いステージ。ピアノとは初めての共演。こちらもあわせてご覧ください。
 スペイン人の先生が来日公演で立っていた憧れの舞台で自分も踊ることができたことが一番心に残っています。夢は、世界で通用するフラメンコダンサーになること。これは、小さい頃から変わっていません。年齢を重ねながら表現の幅を広げていきたいです。
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