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りっとう再発見 栗東に残る日清戦争
 昨年11月から12月にかけて発掘調査を行っていた小柿遺跡から縄文時代の河川と弥生時代の集落が見つかりました。
 弥生時代の遺構としては、後期の掘立柱建物2棟、ごみ捨て場として使用された土坑6基、水路などが確認されました。掘立柱建物や水路は、おそらく以前から周辺で確認されていた時期(弥生時代後期後半から末期)のものと思われますが、土坑は、弥生時代中期から後期に変わったばかりの過渡期にあたる土器を含むもので、栗東市ではあまり発見されていない時期の遺構ということが分かりました。
 これらの遺構は、通常地表面から20〜30p掘り下げた黄褐色系の粘土を主体とした遺構面で確認されていますが、さらに40〜60p掘り下げると縄文時代の面に到達します。この地点では、地山とされる遺構面が少なく、埋土が主に砂で構成される河川
(幅20m以上、深さ1m以上)がほとんど占めていました。
 河川の中からたくさんの流木が出土し、なかには直径40〜70p、長さ約9mにおよぶ巨大なものも見られました。近くに森のような場所が存在していたことがうかがえます。河川のほかには炭化物の混じった土坑などが見つかっています。
 また、遺物としては縄文土器がありますが、土器の表面に文様や縄目の調整がみられないので具体的な細かい時期については残念ながらはっきりしませんでした。ちなみに周辺の調査では、炉を設置した竪穴建物が確認されており、河川も同じ時期に存在していた可能性が十分に考えられます。
問合せ
出土文化財センター TEL.553-3359 FAX.553-3514

《金勝小学校》「あいさつ1万回達成しました」

毎年1月に全校で「あいさつ1万回運動」に取り組んでいます。今年は、「自分から元気よくあいさつをしよう」を合言葉に、分団の友だち、スクールガードの皆さん、先生などに気持ちのよいあいさつが交わされています。毎朝、各学級であいさつがしっかりできたかを確認します。
今年は、2月2日に1万回を達成しました。児童会から「まだやりたい。もっとあいさつ運動を続けたい」という言葉が上がり、引き続き、代表委員会が中心となって「あいさつオリンピック」運動に取り組むことになりました。 
今後も、児童の主体的な活動を大切にしながら、あいさつをとおして人と人との豊かなつながりを深めていきたいです。
問合せ
学校教育課 TEL.551-0130 FAX.551-0149
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