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※市長と議長の新春メッセージを動画で配信しています。
市ホームページをご覧ください。

迎春2019
始まった当初から関わらせていただいている思い出深い花壇。花を育てながら、「やさしさ」「思いやり」の心が受け継がれています。20年間変わらずに続く素晴らしい活動です。
市長
野村 昌弘
今回初めて参加させていただき、心地よい汗を流しました。中学校のさまざまな事業に関わらせていただいていますが、こうした、学校と地域との連携がまちを明るくしています。
議長
上田 忠博
 市民生活を守り、課題解決できるよう、イノシシのように、「まっすぐに」「力をあわせて」、頑張ります。
 今年は、新しい元号になる年。
 議会として市民の負託に応えることのできるよう、議員の力を結集して、まちのために取り組みます。
 今年の干支のイノシシのように、2019年は、何事にも突き進む年に。新しい年の始まりは、今までにできなかったことに挑戦する機会。挑戦し続ける2人に話を聞きました。
 新たな元号に変わる節目の年である2019年。皆さんも何かを始めるきっかけの年にしてみませんか。
高齢者が楽しめる「レクふら教室」を起業
田所美恵子さん(60歳・小野)
 高齢の母も一緒に連れていくことができる場所をつくりたいと、2018年、高齢者を対象にしたフラダンス健康教室「レクふら教室」を開きました。フラダンスを取り入れた、座ったままするレク体操を楽しむ教室です。
 フラダンスや音楽活動はもともと趣味でやっており、レクリエーション指導者の資格も取得していました。教室開催に向け、2017年度生として栗東市商工会が主催する「りっとう創業塾」を受講しました。とても楽しく、受講後、4月に大津市と守山市で教室を始めました。
 教室は毎月2回でデイサービスでも教えています。103歳の方もおられます。飾りをつけ、華やかなパウスカートをはくと、皆さんとてもいきいきとされます。母も同じ時間を一緒に楽しんでくれています。
 孫が6人いますが、12月、還暦を記念したコンサートをさきらで開きました。家族や友達への感謝を込めた、仲間とつくりあげるステージになりました。
 今年は「レクふら教室」を地元栗東で開講する予定です。これからも自分らしいチャレンジを続けていけたらと思います。

流木アートとミツケーターで魅力発信
山川達郎さん(37歳・下戸山)
 2016年6月から琵琶湖の流木を使ったアクセサリーなどを作っています。滋賀県オリジナルのものを作り、滋賀に貢献できたらと思って始めました。「Drift Wood Gear」という名前のとおり、湖岸で拾った流木に金属製の歯車をつけ、世界に一つだけの作品を作ります。最近ではレジン(樹脂)を使用して、結晶の表現を取り入れた作品も制作しています。
 一昨年の「第70回滋賀県美術展覧会」では、初めて出展した作品「湖の流れる時間」が入選しました。10日間かけて制作し、琵琶湖の地形の中に今までの作品を写真で組み合わせています(写真上)。市内で作品展も開催しています。
 また、栗東市のFacebook「うますぎる栗東」で、まちの魅力を発信する「りっとうミツケーター」としても活動しています。マスコットキャラクター「くりちゃん」のPRもしようと、くりちゃんが魅力を発信する形式で投稿しています。
 今まで、ひらめきを楽しみながら、何にでもチャレンジしてきました。これからも、つながりを大切にし、さまざまなことに挑戦していきたいです。
 長年のボランティア活動が地域を支え、よりよいまちをつくっています。一人の力は小さくても、みんなの力を合わせれば、大きなエネルギーになります。
 皆さんも仲間とともに、今年、何かを始めてみませんか。それは、まちにとって大切な活動になるかもしれません。
 24年間、見守りを兼ね、高齢者に手作りのお弁当を提供
 治田学区地域振興協議会の部会活動として1994年に発足しました。その後、地域の皆さんや関係者の協力をいただきつつ、現在は単独のボランティア団体として活動しています。学区内の高齢者の皆さんに手作りのお弁当を提供し、「地域の関わりを深めよう」と共助の気持ちを大切に続けています。メンバーが各家庭にお届けもしています。感想が添えられていることもあり、励みになっています。
 活動は、見守りも兼ねており、家に伺った時、利用者の様子を知ることができます。以前体調の悪い人に病院での診察を促したこともありました。
 年に一度利用者との交流会を開き、直接意見を伺っています。12月5日の交流会では、食事後、ビンゴゲームや歌などで親ぼくを深めました。
 地域のことで役に立つことができればと続けてきました。これからも市内にこのような輪が広がっていけばと思います。 
給食ボランティア「キャロット」

 1994年から治田学区内の独居老人や高齢者に手作りの弁当を提供。現在は、9人のメンバーが月2回、13人の皆さんに弁当を手作りし、配達。家庭の味を大切に、カロリー、見た目、季節の食材などを考慮したメニューは利用者に好評。
 2018年10月、「滋賀県社会福祉関係功労者知事表彰」を受賞。
■利用者より:「毎回、お弁当を楽しみにしています。誕生日カードをいただいたりと、細やかな気配りに感謝しています」。

 24年間、淡海荘でカットとお寿司の奉仕活動
 1994年、「みんなの力を合わせて地域貢献をしよう」と思いを一つに活動を始めました。
 11月12日の活動には、美容・理容部門のメンバー15人と飲食部門のメンバー7人が参加。90人の皆さんを散髪し、お寿司を振る舞いました。
 毎年お出会いする高齢者の方がいて、交流する時間を楽しみにしています。介護士さんの力を借りながら、声をかけ、コミュニケーションをとって散髪しています。やさしく、ゆったりとした気持ちで、「きれいになってもらいたい」の思いを込めて活動しています。
 カット中、歌いだす人もいて、終わった後の気持ちよさそうな顔を拝見すると、こちらもうれしく、「やってよかった」と感じます。カットした髪の掃き掃除には、他の業種の商工会員メンバーも協力してくれています。
 これからも、無理のない活動を継続していきたいです。
栗東市商工会商業部会ボランティア

 1994年から年2回、特別養護老人ホーム「淡海荘」でボランティア活動。7月は美容師・理容師がカット奉仕活動を実施。11月は、カットに加え、飲食に携わるメンバーがお寿司を振る舞う。
 2018年11月、一般社団法人 日本善行会の「善行表彰」を受賞。
■淡海荘より:「入所者やショートスティの皆さんにとって、地域の方と交流できるとても貴重な機会になっています」。
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