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りっとう再発見 栗東に残る日清戦争
 今回は、昨年5月に小柿五丁目で発掘調査を行った中沢遺跡の紹介をします。
 調査は、共同住宅建物部分の約12m×20mの範囲で実施しました。出土したのは鎌倉時代(13世紀)の掘立柱建物や井戸、溝などの遺構です。
 写真を見ると分かるように、沢山の柱の穴が見つかりました。柱穴の数は約200個で、10棟の建物を確認しました。掘立柱建物は地面に穴を掘り、柱を差し込んで立てて造る建物です。写真では不規則に無数の穴が掘られているように見えますが、これは湿気などで柱が腐りやすく、同じ場所で何度も建て替えられているためです。穴の並びを検討すると長方形や正方形になり、建物跡であることが分かります。
 掘立柱建物に対し、寺院建築にともない導入された礎石の上に柱を据える礎石建物は、柱が地面に接しないので腐りにくい構造ですが、重い瓦屋根などの重量で建物を支える必要があります。それに比べ、軽量な板葺や草葺屋根の庶民の家では、台風や地震に強い掘立柱建物が近世まで採用され続けました。ちなみに現在に掘立柱建物の伝統を伝えるのは、20年に一度建て替えられる伊勢神宮の社殿建築群があります。
問合せ
出土文化財センター TEL.553-3359 FAX.553-3514
《治田東小学校》あいさつがあふれる学校に!
 「おはようございます!」校門で自分から元気よくあいさつをすると、「あいさつスター」がもらえます。朝から元気にあいさつをすると、気持ちよく1日のスタートが切れます。新しい学年が始まって気持ちも新たな4月から5月にかけて、進んであいさつをする子どもの姿を認め、あいさつを意識づけられるように取り組みました。それぞれがもらったスターを学級ごとに貼りだして、低・中・高学年ごとにナンバー1の学級を決めました。
 1月には、委員会活動で子どもたちが発信して、全校であいさつ運動に取り組みました。これからも元気のよいあいさつがあふれる学校を目指していきます。
問合せ
学校教育課 TEL.551-0130 FAX.551-0149
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