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災害への備えを
 地震や突発的な災害は予測が難しく、また風水害については発生予測は可能ですが被害の規模までを予測することは困難です。いざというときに素早く安全に行動できるよう、日ごろから防災意識を高めて、災害に備えましょう。
問合せ
危機管理課 TEL.551-0109 FAX.518-9833
災害に強いまちづくり 〜公助・自助・共助〜
 9月1日は防災の日です。昨年、6月に発生した大阪北部地震、7月に発生した西日本豪雨は各地で甚大な被害をもたらしました。
 平成25年9月の台風第18号では、市内で記録的な豪雨に襲われ、大きな被害を受け、自然災害の脅威を改めて思い知らされました。
 このように、いつどこで発生するかわからない災害に対して、市では「安全安心のまちづくり」を主要な施策として掲げ、防災・減災に取り組んでいます。被害を抑えるには、行政・消防機関などによる救助や救援などの「公助」はもちろんのこと、市民の皆さん一人ひとりが自分の身を自分で守る「自助」、また地域で互いに協力し合う「共助」の連携が必要です。
 市では災害に備え、同報系防災行政無線や緊急速報メール(エリアメール)、防災・情報配信システムなどで市民の皆さんに情報提供をしています。風水害や土砂災害のみならず、近い将来発生が予想される琵琶湖西岸断層帯地震や、南海トラフ地震などの大災害や緊急事態の発生に対して日ごろから備えて、災害に強いまちづくりを進めていきましょう。
平成25年(2013年)台風第18号 栗東市内の被害
 9月15日午後1時54分に大雨洪水強風注意報、午後6時48分に大雨警報、午後9時13分に洪水警報、午後9時55分に土砂災害警戒情報が発表、翌16日午前5時5分に大雨特別警報が発表されました。同日午前11時30分に大雨特別警報が解除されたのを始め、17日午後までにすべての警報注意報が解除されました。
 この豪雨により、死者 1人、住家の被害は全壊4棟、半壊13棟、一部損壊16棟、床上浸水12棟、床下浸水127棟、非住家被害は公共建物1棟、その他12棟、安養寺山斜面山崩れ12箇所、目川地先金勝川決壊、農作物被害面積42.35ha、市道被災路線20路線、林道崩壊箇所61箇所に及びました。
水害・土砂災害の防災情報の伝え方が変わりました
 「平成30年7月豪雨」を踏まえて、避難情報を直感的に伝えられるよう、内閣府により、住民の皆さんがとるべき行動と避難情報などを5段階の「警戒レベル」に整理されました。
 それに基づき本市でもこれまでの避難情報を、警戒レベルを用いた方法により発令します。このうち、【警戒レベル3】では、高齢者などの避難に時間を要する人とその支援者は避難を開始、その他の人は避難の準備となり、【警戒レベル4】では、全員避難が必要になります。
 また、気象庁などから「警戒レベル相当情報」が発表されることがあります。この「警戒レベル相当情報」が発表されたとしても、必ずしも栗東市から同じタイミングで同じレベルの避難情報が発令されるとは限りません。自主的な避難行動をとる際に活用いただくようお願いします。
 自らの命は自らで守る意識を持って、適切な避難行動をとりましょう。
「警戒レベル」で避難のタイミングを伝えます!(内閣府資料より)
警戒レベル 避難情報 住民のとるべき避難行動 警戒レベル相当情報
(気象庁などが発表)
警戒レベル5 災害発生情報(注)1(市が発令) 既に災害が発生している状況です。命を守るための最善の行動をとりましょう。 警戒レベル5相当情報
氾濫発生情報
大雨特別警報 など
警戒レベル4 避難勧告避難指示(緊急)(注)2(市が発令) 速やかに避難先へ避難しましょう。(注)3
公的な避難所(場所)までの移動が危険と思われる場合は、近くの安全な場所や、自宅内のより安全な場所に避難しましょう。
警戒レベル4相当情報
氾濫危険情報
土砂災害警戒情報 など
警戒レベル3 避難準備・高齢者など避難開始(市が発令) 避難に時間を要する人(高齢者、障がい者、乳幼児など)とその支援者は避難しましょう。その他の人は、避難の準備を整えましょう。 警戒レベル3相当情報
氾濫警戒情報
洪水警報
大雨警報 など
警戒レベル2 洪水注意報大雨注意報等(気象庁が発表) 避難に備え、ハザードマップなどにより、自らの避難行動を確認しましょう。 警戒レベル相当情報は、住民が自主的に避難行動をとるために参考とする情報です。
警戒レベル1 早期注意情報(気象庁が発表) 災害への心構えを高めましょう。
(注)1 可能な範囲で発令
(注)2 緊急的または重ねて避難を促す場合に発令

(注)3 避難先は公的な避難場所に限りません。近くの家族や親戚、知人宅への避難を日ごろから相談しておいてください。

防災・防犯情報のメール配信
 市では、防犯情報のほか、防災行政無線のスピーカーから放送している防災情報などをメール配信しています。
 配信する情報は、
@防犯情報(不審者情報など)
A気象警報(大雨などの気象警報)
B土砂災害警戒情報
C竜巻注意情報
D震度情報(地震発生後の震度情報)
E国民保護情報(ミサイル攻撃情報など)
です。

[email protected]

※QRコードからもメール送信ができます。

<登録方法>

●パソコンまたは、携帯電話から次のアドレスに空メールを送信してください。

●登録案内メールが届きます。

●画面の案内に従い、登録ください。

<注意事項>

●迷惑メール対策としてドメイン指定受信を設定している人は、解除するか、先にドメイン「city-ritto.jp」を登録してください。

●防災・防犯情報配信システムでは、登録から12か月が経過すると、メール配信の継続を確認するメールを自動送信しています。

 配信継続を希望する人は、お手数ですが、案内に従い、継続登録ください。
※確認メールの配信から14日経過すると自動的に登録解除となります。

■防災行政無線フリーダイヤル
市では、市内に設置している防災行政無線から防災情報を放送しています。防災行政無線の放送が聞き取れなかったときにフリーダイヤルに電話をかけると、録音された放送内容が確認できます。
※滋賀県内からのみかけられます
フリーダイヤル TEL.0120‐031899(ぼおさいはここ)
野洲川の洪水情報を緊急速報メールで発信
■野洲川の洪水情報が緊急速報メールで発信されます
 国が管理する野洲川で、川が氾濫する可能性が高まった時に、その周辺にいる人に氾濫の危険をお知らせする防災気象情報が自動配信されます。
 緊急速報メールが届いたら、本市からの避難情報を確認するとともに、各自安全を確保するなど、適切な防災行動をとってください。
■パソコンや携帯から防災気象情報やリアルタイム河川情報などを調べることができます
 6月から水害・土砂災害情報統合ポータルサイトを開設しました。風水害などの有事の備えとしてお役立てください。
●水害・土砂災害情報統合ポータルサイト
https://www.river.go.jp/portal/
●川の防災情報などは、左記のとおり
問合せ
国土交通省琵琶湖河川事務所 調査課 TEL.546-0844
災害時の支援協力に関する協定を締結しました
 8月6日、株式会社三輪タイヤと地震、風水害、その他の災害が発生、または発生するおそれがある場合に、要請に基づき、車載発電装置付タイヤ入替用作業工作車(タイヤサービスカー)での電力供給と救援物資などの保管についての協定を締結しました。
 災害時に迅速かつ的確に対応できる体制を整え、災害に強いまちづくりを目指していきます。
 協定調印式では、「通常は出張用タイヤ交換車として利用していますが、災害時のいざというときには発電装置を活かした電力供給車として活用できます。他社にない技術で社会貢献させていただきます」と話されました。
インバータ搭載発電機を寄贈いただきました
 8月6日、滋賀県建設業協会湖南支部から社会貢献活動の一環として、平成28年のドローン2台に引き続きインバータ搭載発電機2台を市に寄贈いただきました。市民が安全安心に暮らせるように災害に強いまちづくりを進めていく上で、発電機は停電時の電力供給の一端を担う非常に有効なものであり、停電時はもとより、普段から各種訓練などあらゆる場所で有効に活用させていただきます。
 寄贈式では、「災害時の避難所などでの活用だけでなく、日ごろからさまざまな場面で使い、役に立てていただきたい」と話されました。
市民の防災活動 栗東市防災会
 地域のために!防災・減災に取り組む
●名称…栗東市防災会
●代表…岩本敏雄
●設立年月日…2018年2月11日
●会員数…37人
 
 平成26年度から28年度に栗東市で開催された防災士養成講座の受講者たちが集まり、これまでの個々の活動を支援し、組織として活動の幅を広げるために「栗東市防災会」を結成しました。
 地震や風水害は必ず起きることを前提として、過去の地震や豪雨などによる災害の検証や課題を学習し、最新最良の資質を身につけるために研修会や講習会を実施しています。また、地域での研修会やイベントでの活動支援を通して、地域住民の防災力を高めていきたいと思います。
 地域で何ができるのか、どのように生かすのか、どのように関わるのかなどを常に考えながら地域のために防災・減災に向けて貢献していきます。
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