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など、まちの「うますぎ！」を紹介します。
今月のうますぎ★ブランド
 日向山（多喜山城跡）
　本市六地蔵には、日向山（標高222.9ｍ）があります。山頂まで721段の石段が整備されており、約20分で到着します。山頂からは、市内はもとより、野洲川や湖南平野が一望できます。
　この眺望が良いこと、東海道を見下ろせる重要な場所であることから、戦国時代には織田信長陣営により、多喜山城が築かれたと言われています。
　多喜山城は、山頂を平らに削り、城内の平坦地としました。そして、周りを土塁で囲み、西と東に城郭の出入り口である虎口が作られました。また、侵入してくる敵兵の側面を攻撃するための横矢掛りや石垣を設けるなど、近世の城郭につながる初期の形であったと言われています。近年では北東にある矢倉台が地下式となる「穴倉」と呼ばれる構造をもつことから、簡単な天守櫓があった可能性が指摘されています。多喜山城は現存しませんが、今に残る平坦地、土塁、虎口や石垣は当時のもので、在りし日の姿がしのばれます。
　歴史を感じながら、手軽に登ることができる日向山に行かれてみてはいかがでしょうか。
問合せ
商工観光労政課　TEL.551-0236
栗東高等学校美術科
■住所…小野618　TEL.553-3350　FAX.554-1537　■ホームページ…http://www.ritto-h.shiga-ec.ed.jp/
　滋賀県立栗東高等学校美術科は、県内唯一の専門学科美術科として平成７年に開設され、今年で25年目にあたります。将来の芸術文化を担い、造形芸術をとおして社会に貢献できる人材の育成を目指しています。
　美術科棟などの専門施設、各学年週９〜10時間にもおよぶ美術の授業、総勢11人のスタッフ、美術科ならではの取り組みや行事など、充実した施設と環境の中で、美術科の生徒たちはさまざまな体験を重ね、かなりの時間と深みをもって専門的に美術を学習していきます。
　美術科生徒たちの集大成とも言えるのが、３年生が取り組む「卒業制作展」です。卒業制作では、個々がそれぞれ大きな作品に取り組んでいます。それは大変な労力であり、生徒たちはさまざまな困難を一つひとつ乗り越え、作品発表までたどり着くことになります。
　作品は、若さによる未熟な部分もありますが、純粋な感性が感じられ、どれも非常に魅力的です。ぜひ皆さんご覧ください。
「栗東高校美術科23期生卒業制作展 」
・会場…さきら小ホール
・会期…10月30日(水)〜11月４日(月)　９:30〜17:00（最終日は15:00まで）
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