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乳幼児期の遊び |
乳幼児期の遊びには、心身の発達を促す大切な役割があります。日常の何気ない遊びの中から子どもは、たくさんのことを学び、成長していきます。特別なことをしなくても、毎日の生活の中に遊びがたくさん溢れているのです。
例えば、散歩もその一つで、子どもにとっては楽しい遊びになります。「お空がきれいだね」「ワンワンがいるね」などの言葉かけをしながら、見たり感じたりしたものを共有し合うことができます。感触が面白い石や落ち葉を拾うことが、子どもにとっては新しい発見となり、好奇心や五感が刺激される最高の遊びになります。
また、歩くことで体力がつき、外気や日光にあたることで睡眠サイクルや生活リズムが整うなどの効果もあります。
「どのように遊べばいいのかな」「何をすればいいのかな」という保護者の声もありますが、子どもがその時々に「楽しい」と感じ、興味を持てることが一番の遊びです。
大人には「困ったなあ」と思うことも、子どもにとっては発見であり、挑戦でもあります。ワクワク・ドキドキしたり、達成感や時には失敗や悔しさを感じたり、心を揺さぶられることのすべてが乳幼児期の遊びになります。
夢中になって遊んだ豊かな経験が、後に自分の好きなことを見つけ、自らしたいという意思に基づいて行動する力を育んでいきます。
子どもが存分に興味のあることで遊べるように、安全面に気をつけながら見守り、一緒に楽しんでみてはいかがでしょう。
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問合せ
地域子育て包括支援センター TEL.551-2370 FAX.551-2330 |
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「自分も友だちも大事にする子を育むために」
大宝西保育園
人から大切にされる安心感や、人と関わることの温かさを感じ、自分も友だちも大事にする子に育ってほしいと願っています。0、1歳児クラスでは、一人に一つずつ保育者手づくりの赤ちゃん人形をプレゼントし、保護者と一緒に人形の名前を考えてもらいました。
子どもたちは、赤ちゃん人形を妹や弟のように大事にし、ご飯をあげ、「一緒にねんねするねん」と持ち帰り、翌日に人形を持ってきて遊ぶ様子が見られます。また、一緒に室内のすべり台で遊び、「〇〇ちゃん(赤ちゃん人形)と一緒にお買い物に行ってきまーす」とお世話ごっこを楽しむ姿もあります。人形を抱きながら、友だちと顔を見合わせ微笑み合う温かな雰囲気が保育室に広がっています。このように子どもたちは自分が大事にされる経験を土台として、友だちへと関心を広げています。
今後も園と家庭、地域とで連携しながら、子どもたち一人ひとりを大切にした保育に取り組んでいきます。
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問合せ
幼児保育課 TEL.551-0424 FAX.551-0149 |
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