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特集「こんにちは民生委員・児童委員です」
笑顔のバトンをつなげたい

こんにちは、民生委員・児童委員です
民生委員・児童委員はあなたと同じ地域に住む、「困った」を話すだけで、心を軽くしてくれる身近な存在。
同じ市民目線で話を聞き、必要な機関につないでくれるアドバイザーです。
5月12日からの一週間は活動強化週間です。
委員を身近に感じ、活動を知ってもらうためさまざまな啓発活動を行います。



5月12日 民生委員 の日
児童委員

こんなことが相談できます
  • 子どもに関する相談
  • 「子育て」「いじめ」「虐待」など
  • ひとり親家庭に関する相談
  • 「子育て」「児童扶養手当」など
  • 障がい児・者に関する相談
  • 「障がい者の福祉サービスを知りたい」「障がい者手帳の交付」など
  • 高齢者に関する相談
  • 「介護保険」「ひとり暮らしで不安なこと」など
  • 生活困窮に関する相談
  • 「収入が減って生活が苦しくなった」「生活保護を受けたい」など
  • その他の相談
  • 「誰に話したら良いのか分からない」「近くの人に話しにくい」と感じたら、相談してください。委員には守秘義務があるため、安心して相談できます。
民生委員・児童委員はつながり合って地域を支えます
こんな活動をしています
  • 地域の見守り
  • 見守りが必要と思われる高齢者や障がい者、一人暮らしの人などを対象に、民生委員・児童委員が自宅への訪問などを行っています。
  • 福祉サービスの情報提供
  • 「〇〇について相談したい」「その件は、市役所の〇〇課が担当ですよ」など福祉サービスの情報を提供します。
  • 定例会
  • 毎月1回「定例会」という会議を開催します。民生委員・児童委員や主任児童委員同士の情報交換や、研修などを行うことで、日々の活動に役立てています。
  • 関係機関・団体につなぎます
  • 「〇〇さんがデイサービスを利用したいそうです」と住民に代わって関係機関に伝えるなど、住民と関係機関のつなぎ役となります。

社会福祉課

TEL.077-551-0118 FAX.077-553-3678


どんな活動をしているの?
命のバトン

命のバトンは緊急時に必要な情報をいち早く伝えるために、医療情報や連絡先などを記入し、自宅に常備する容器です。希望者には、地域の委員が配布しています。

啓発活動

毎年5 月12 日~ 18 日の民生委員・児童委員の「活動強化週間」に啓発活動を行います。まだ委員を知らない皆さんにも出会える機会となっています。

訪問活動

高齢者やその家族を地域で孤立させないよう、おしゃべりボランティアなどを行っています。地域の中の身近な相談役として、何気ないおしゃべりの時間も大切にしています。

定例会

各学区ごとの定例会では、日々の活動を共有したり、疑問を一人で抱え込まないように、経験豊富な委員に相談することもあります。


頼れる地域の相談相手 民生委員・児童委員 !
子どもから高齢者まで、誰もが安心して暮らせるために。

支えられて活動しています


民生委員・児童委員
髙橋 清一 さん(金勝)

 走井は小さな自治会なので、皆何かしらの役割があります。人の困りごとの相談を受けるので大変なイメージがありますが、元気な高齢者が多く、地域のつながりも強いので、委員の私に相談するというより、みんなで相談し合い解決することもあります。
2012年から続く「走井いきいきサロン」は開催回数を変えながら3月に92 回目の講座を開催。テーマを毎回変えて、まずは100 回目指して継続していきたいです。

まずは知ってもらうことから


民生委員・児童委員
伊勢村 絵利子 さん(治田)

 初めましての訪問時には笑顔で自己紹介をしています。「これからもよろしく」と言ってもらえるとこちらもホッとします。
子どもとの関わり、保護者への支援をしたいという思いがずっとあり、児童館ボランティアに参加したり、小学生の見守り朝当番にも参加しています。定例会や研修会も含めて、自分の予定も優先させながら、無理なく活動しています。
普段の活動や研修は、学びになることばかり。多世代の委員と交流できることで、視野も広がっています。

目をかけ気にかける


主任児童委員
倉田 充子 さん(大宝)

 委員の活動はボランティアです。仕事ではないから、「これをしなければいけない」ということがありません。
アンテナを張って、子どもたちと接していると、定例会で共有したことや研修会で学んだことに通じることがあります。個人的には児童館のボランティアや、学校協議会などで、子どもと関わり、令和6年度は主任児童委員が2歳6か月児健診のお手伝いをしました。
会議や研修会は決して少なくはありませんが、学ぶ場があることはありがたいことです。
委員をすることで得た出会いや、お役に立てたという実感を大切に、必要な機関へのパイプ役としてつないでいきたいです。

私たちは ここにいるよ


主任児童委員
中井 初美 さん(大宝東)

 民生委員は知っていましたが、主任児童委員は何をするのか、まずはその仕組みを知ることからのスタートでした。主任児童委員は教職経験者も多く、学ぶことばかりでした。
委員になったことで、出会った人や参加した研修会があり、とても貴重な経験をさせてもらっていて、まちのことや取り組みが身近に興味深く感じられるようになりました。
コロナ禍で中止になっている行事を復活させたいですし、いつか引退するときに、バトンを渡せるように、「主任児童委員」を知ってもらえるような活動をしたいです。
なにより目指しているのは、声をかけてもらいやすい「おばちゃん」でいることです。

知識の広がりを生かしたい


民生委員・児童委員
柴田 美知代 さん(葉山)

 小学校の恩師から引き継ぎ、6期目となります。人と関わることが好きで、ここまで続けてこれました。命のバトンを渡したり、見守りを中心に活動しています。
活動や民生委員同士のつながりの中で、隣の自治会のこともわかるようになりました。長く続けているので民生委員の仲間も増えました。自分の経験してきたことや、研修で得た知識は、訪問先の人たちに広めたいです。
委員活動の延長線上で、子どもたちの居場所づくりに取り組むなど、若い世代も巻き込んで活動していきたいです。

できることをできる範囲で


民生委員・児童委員
梅景 敬子 さん(大宝西)

 子どもが小さい時にお世話になったことへの恩返しがしたい。そう思っていたタイミングで声をかけてもらい、委員を引き受けました。仕事ではない、新たな人とのつながりが広がりました。
リフレッシュ体操教室の運営と一人暮らし訪問を、ライフスタイルに合わせて活動しています。
「電話番号を書いた紙を冷蔵庫に貼っている」、「民生委員がいてくれて安心」と聞くと、これまで自分もお世話になってきたことへの恩返しができているように感じます。
委員として活動するうちに、やってみたいこと、できそうなことが見えてきました。

家族のように接することから


民生委員・児童委員
廣野 裕子 さん(治田東)

 10 年以上委員がいなかった地域に3年前に引っ越してきました。
何をどこに相談したらいいのか困ったことや、福祉サービスのありがたさを知っているからこそ、困りごとの解決や必要とする機関につなぐ手助けができればと思い、委員になりました。
訪問を重ねるうちに、心を開いてくれるようになります。一人で頑張ろうと、我慢している人が多くいます。健康面でも経済的にも元気に暮らしていけるよう、まずは話してもらえるよう、対話という時間を大切にしています。
集会所を利用して集まる機会を持ちたいとも思っています。


栗東市民生委員児童委員協議会連合会 会長
富永 健二郎 さん

 現在、市内では133 人の民生委員・児童委員と、15 人の主任児童委員が活動しています。
私たちは、いつでも皆さんの心に寄り添えるよう、日々学びと経験を積んでいます。
困っていることや悩んでいることがあれば、ぜひ話してください。少しでもお役に立ちたいという気持ちでいます。
今年の12 月に委員の一斉改選を迎えます。今のライフスタイルを大切にしながら、あなたの子育てや仕事の経験を、地域のために生かしてください。私たちと一緒に活動しませんか。

栗東市民生委員協議会連合会事務局
(栗東市社会福祉協議会内)
TEL.077-554-6105 FAX.077-554-6106

くりちゃんガイドと歩く
りっとう新発見!
旧東海道・後編
手原駅から草津本陣へ

くりちゃんガイド(栗東市ボランティア観光ガイド)とのまち歩きは、普段は何気なく通り過ぎているところに新しい発見があります。
旧東海道を手原駅から草津本陣へ向かうおすすめの散歩コースを紹介します。

1手原醤油「塩屋藤五郎」

 手原醤油は屋号を「塩屋藤五郎」といい、三代目里内藤五郎は道路整備、栗太銀行創設など明治維新後の郷土発展に尽力。醤油作りでは原料の精選、品質の佳良に留意し、勤勉節約の家訓を守り隆盛させました。4代目も品質向上に努め、手原駅創設に多大の協力をしました。建物前には「手原醤油顕彰碑」があります。
屋号が残る街並み
伊勢落、林、六地蔵、小野、手原、岡に至る旧東海道には、昔の屋号が掲げられています。その数40有余。東海道にはさまざまな生業があり屋号から往時の賑わいがしのべます。手原には、傘屋、酒屋、麹屋、料理屋などがありました。その一つが手原醤油「塩屋藤五郎」です。

2鈎(まがり)の陣(じん)・歌碑と永正寺(えいしょうじ)

 室町9代将軍足利義尚(よしひさ)が佐々木六角(ろっかく)討伐(とうばつ)で陣を構えた跡地といわれる永正寺は上鈎にあります。長享(ちょうきょう)元年(1487)から1年5か月、御所として栗東が政治の中心となりました。上鈎池土堤(どてい)には義尚ゆかりの「鈎の陣歌碑」があり公園となっています。父義政(よしまさ)や後土(ごつち)御門(みかど)天皇とやり取りした歌の石碑があり往時がしのばれます。

3善性寺(ぜんしょうじ)と新日吉(しんびょうし)の霊水(れいすい)

 川辺にある善性寺に、文政9年(1826)にオランダ医師シーボルトが江戸下向の折、立ち寄りました。シーボルト自身がこの旅の様子を記した『江戸参府紀行』によると、住職で植物学者でもあるえきょう恵教を訪ね、スイレンなどが植えられた寺の庭を見物しました。
近くの稲荷神社先には金勝川の伏流水が湧き出る「新日吉の霊水」があります。きれいで冷たいことから旅人ののどを潤したと伝わります。

4金勝川 旧川床下 水路遺構

 金勝アルプスを源とする金勝川は岡地先で草津川に合流する長さ8.5㎞、流域面積20・54㎢の河川で、川底が地面より高い天井川です。平地化工事で目川地先の川底から石組がみつかりました。石組は左岸(カミ、目川池側)から右岸(シモ、旧東海道側)へ流れるヒコズ川が金勝川の下をくぐるためもので、カミからシモへ用水を送り、大水の際に”樋“としてシモの集落を守る役割を果たしていたそうです。

5ほっこり庵

 江戸時代から伝わる豆腐田楽(めがわ田楽)と菜飯が食べられる「ほっこり庵」(金・土曜日営業)は岡にあります。石部宿と草津宿の間の目川立場(たてば)(休憩所)にあった田楽茶屋を市内NPO法人くらすむ滋賀が復活させました。豆腐田楽に塗る地元味噌、塩漬けした大根菜や小松菜を混ぜ込んだ菜飯は絶妙な味です。周辺には人吉藩主が関ケ原の戦いで負傷し養生していた息子に対面した旧跡や膳所城から移築の大手門などがあります。

商工観光労政課

TEL.077-551-0236 FAX.077-551-0148

みんなで支える

国民健康保険制度
令和7年度国民健康保険税
 国民健康保険は、病気やけがに備えて被保険者の皆さんがお金を出し合い、医療費の補助などにあてる社会保障制度です。
滋賀県では安定的な国保運営を行うため、令和9年度から同じ所得・世帯構成であれば県内のどこに住んでも同じ保険税となるよう、保険税水準の統一化が進められています。
令和7年度の市の国民健康保険税率は、令和9年度に統一化される県標準保険税率に合わせる必要があることなどから、被保険者の税負担の軽減のため、国民健康保険特別会計の繰越金を活用した上で、次のとおり見直しを行います。
国民健康保険税の税率と賦課限度額

区分

医療保険分

後期高齢者

支援金分

介護保険分

所得割

6年度

6.37%

2.49%

2.03%

7年度

7.00%

2.68%

2.25%

均等割

6年度

27,600円

10,800円

11,700円

7年度

29,700円

11,300円

12,100円

平等割

6年度

18,900円

7,400円

6,000円

7年度

20,300円

7,700円

6,100円

賦課

限度額

6年度

650,000円

240,000円

170,000円

7年度

660,000円

260,000円

170,000円

※太字が変更箇所
均等割・平等割の軽減

軽減

区分

基準額(世帯主とその世帯に属する

被保険者の総所得金額等の合計額)

7割軽減

43万円+10万円×(給与所得者等の数-1)

5割軽減

43万円+30.5万円×被保険者数

     +10万円×(給与所得者等の数-1)

2割軽減

43万円+56万円×被保険者数

     +10万円×(給与所得者等の数-1)

※下線部分は、給与所得者等の数が2人以上のときのみ適用所得が基準額以下の世帯は、上表のように均等割・平等割が軽減されます。
未就学児にかかる均等割額の軽減
子育て世帯の負担軽減のため、令和4年度分から未就学児(小学校入学前の子ども)にかかる均等割額の2分の1を 減額しています。※ 7・5・2割の軽減が適用される世帯は、軽減後の均等割額の2分の1を減額

非自発的失業者にかかる軽減
倒産や解雇などにより離職をした65歳未満の人は、国保税が軽減されます。軽減を受けるためには、申請が必要です。
産前産後期間相当分の軽減
出産する被保険者(母親)は届け出により産前産後期間相当分の国保税が軽減されます。
※出産予定日の6か月前から届け出が可能です ※令和5年11月以降に出産した被保険者が対象です。
健康寿命延伸のために
日常生活で、運動や適正な食生活を心がけ、健康な生活の維持に努めることで、皆さんの継続的な医療費を削減し、国民健康保険税増税の抑制につながります。
特定健康診査、人間ドック
40歳以上の被保険者の人を対象に、特定健康診査を実施しています(対象者には5月下旬に通知)。人間ドックは、上限20,000円を助成しています。(対象条件があります。詳細はお問合せください)
健診や人間ドックを毎年受診することで、病気の早期発見・早期治療・重症化予防につながります。

歯科健診
歯の病気は多くの疾患に悪影響を及ぼすことが知られており、早期治療が重要です。
20歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳の被保険者の人を対象に、節目歯科健診を実施しています(対象者には4月下旬に通知)

かかりつけ医、かかりつけ薬局
病歴などを把握しているかかりつけの医療機関を持つことは、二重の診療を予防し、減薬に繋がります。

同じ病気で複数の医療機関を受診することは控えましょう
医療費を増やしてしまうだけでなく、重複する検査や投薬により、かえって体に悪影響を与えてしまうこともあります。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)の活用
新薬(先発医薬品)と同様の有効成分・効能で、新薬より低価格です。 ※変更は、医師と相談してください

マイナ保険証の活用
特定健診情報や今までに使った薬剤情報が医師などと共有できるほか、限度額適用認定証の発行手続きが不要になります。

 国保制度や資格について

保険年金課 国民健康保険係

TEL.077-551-1807 FAX.077-553-0250


 国保税の課税について

税務課 市民税係

TEL.077-551-0106 FAX.077-551-2010


 国保税の納付について

税務課 納税推進室

TEL.077-551-0107 FAX.077-551-2010

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