「もしかして、、、虐待かも」と思われたらご連絡ください
虐待について
虐待は、こどもの「こころ」や「からだ」に大きな傷を残すばかりでなく、ときには死に至る場合もあり、いち早く救い出す必要があります。
平成16年の児童虐待防止法の改正により、「虐待の疑い」がある場合でも、市役所や児童相談所に通告する義務が課せられました。
「もしかして虐待かもしれないのでは?」「近所のこどもの様子が気になる」と感じられたら、迷わず栗東市家庭児童相談室の相談窓口(077-551-0300)もしくは虐待ホットライン(189)までご連絡ください。
連絡者の秘密は守られます。
こどもの助けてのサインの例
・こどもの激しい泣き声が続いている。
・保護者が激しくこどもを叱る声や、暴力を振るっている音が聞こえる。
・こどもに不自然な「けが」や「あざ」がある。
・こどもが極端に痩せていたり、栄養失調状態でいる。
・こどもの衣服が不潔なままでいる。
・こどもがベランダや戸外に出されたままになっている。
・夜遅くまでこどもだけで外にいる。
・こどもの様子がおかしい。
・無表情、大人を見るとおびえる。
・学校などで友達が親から暴力を受けたことを話していた。
保護者からのサインの例
・いつもイライラしており、こどもにあたる。
・家の中や周囲が乱れていたり、汚れている。
・地域や親族との交流がなく孤立している。
・こどもを置いて外出している。
・こどもの健康や安全を考えない様子がうかがえる。
虐待種別
〇身体的虐待
殴る、蹴る、投げ落とす、溺れさせる、異物を飲ませる、戸外に締め出すなど
〇心理的虐待
言葉による脅し、こどもの目の前で家族などに暴力を振るう(DV)、無視や拒否的な態度をとる、きょうだい間での差別的扱いをするなど
〇ネグレクト
こどもを残したまま外出する、家に閉じ込める、病気やけがをしても病院へ連れて行かない、適切な食事を与えない、不潔なままにするなど
〇性的虐待
こどもへの性的行為、性的雑誌等をこどもの見える場所に置いておく、性器や性交を見せる、こどもを卑猥な写真の被写体にするなど
こどもへの「しつけ」と称した「体罰・こどもの心を傷つける行為」も虐待にあたります。
こどもが苦痛や不快感を覚える行為や、尊厳を傷つける行為が禁止されています。
虐待としつけ、しっかりと線引きができないグレーゾーンが存在します。
~こんなことをしていませんか~
・何度も言葉で注意したけど、言うことを聞かないので、頬を叩いた。
・友達を殴ってケガをさせたので、同じようにこどもを殴った。
・いたずらをしたので、長時間正座をさせた。
・宿題をしなかったので、夕食を与えなかった。
~こんな言い方していませんか~
・「お前なんて生まれてこなければよかった」など、こどもの存在を否定するようなことを言った。
・やる気を出させるという口実で、きょうだいを引き合いにしてけなした。
保護者のこどもを思う気持ちゆえ、教育やしつけに熱が入ることも理解できますが、今一度立ち止まって、こども側の気持ちで行動を見つめなおしてみましょう。
子育て中の皆さんへ
親は夢を持って子育てを始めます。けれど、いざ始めると日々の生活の中でイライラを募らせ、「こんなはずじゃなかったのに、、、」と落ち込むこともあります。それは親としてぶつかる壁です。失敗を繰り返しながら、親もこどもと一緒に育っていきます。私たちはそんな皆さんの子育てを応援することを目的としています。何か子育てに対しお困りごとがあれば、是非ご連絡ください。
「もしかして虐待かもしれないのでは?」
「近所のこどもの様子が気になる」と感じたら迷わず189(いちはやく)まで連絡をください。
~あなたの電話一本で数われるこどもがいます~
・通告相談は匿名でも大丈夫です。
・連絡者や連絡内容に関する秘密は守られます。
・間違いであっても責任を問われることはありません。
また、こどもとの関わり方がわからない、育児の心配事や悩み事などもお気軽にお電話ください。専門の相談員がご相談に応じます。
こどもが虐待で命を落とす事件があとを断ちません。こうした事件に心を痛めているたくさんの人がいます。どうか皆様の暖かいお気持ちをお寄せ下さい。児童虐待のない社会をめざし、「一人一人ができること」をして「児童虐待のない社会」を作りましょう。
相談関係機関の連絡先
児童相談所虐待対応ダイヤル(24時間対応)
虐待かもと思った時などに、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。
児童相談所虐待対応ダイヤル(無料)
電話:189(いちはやく)
児童相談所相談専用ダイヤル(無料)
電話:0120-189-783
※お住まいの地域の管轄する児童相談所につながります。
栗東市の児童虐待相談窓口
家庭児童相談室 (栗東市役所1階)
〒520-3015 栗東市安養寺一丁目13-33
電話番号:077-551-0300 / ファックス:077-552-9320
開庁時間:午前8時30分から午後5時15分まで
(年末年始・土曜日・日曜日・祝日を除く)
家庭児童相談室に相談してみませんか?
滋賀県の児童虐待相談窓口
滋賀県中央子ども家庭相談センター
〒525-0072 草津市笠山七丁目4番45号
電話:077-562-1121 ファクス:077-565-7235
虐待ホットライン(24時間対応、県内全域)
平日夜間や土曜日・日曜日・祝日に、虐待と思われるこどもを発見したときは、連絡してください。
電話:077-562-8996
子どもの電話相談(こころんだいやる)
こども自身の学校生活や友だち等の悩み、家庭の問題について相談に応じています。
滋賀県子ども・子育て応援センター
電話:077-524-2030(午前9時から午後9時まで)
電話:0120-0-78310(24時間対応)
ファクス:077-528-4855
開設日:土曜日・日曜日・祝日を含む毎日
(ただし年末年始の12月29日から1月3日までは休みです)
- この記事に関するお問い合わせ先
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こども家庭センター
〒520-3088
栗東市安養寺一丁目13番33号 栗東市役所1階
電話:077-551-0300(家庭児童相談室)
ファックス:077-552-9320
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更新日:2023年12月01日