市長メッセージ(令和5年1月1日)

更新日:2023年01月01日

こんにちは!市長の竹村です。

新年、あけましておめでとうございます。 よき新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 

さて、昨年度の喜ばしいニュースを一つ紹介いたします。栗東市下戸山の小槻大社を中心に毎年5月に実施されている「小杖祭り」(近江湖南のサンヤレ踊り)が、令和4年11月30日にユネスコの無形文化遺産に認定されたことです。

 

昨年、モロッコ王国にて行われたユネスコの政府間委員会において審議された結果、風流踊(ふりゅうおどり)を無形文化遺産に認定し、世界に残すべき宝として遺産リストに記載することを決定されました。

 

風流踊りは、日本全国で24都府県・41件に及ぶ民俗芸能であり、華やかに着飾った子どもたちが、笛や太鼓、鉦などの伝統楽器を奏でながら、独特の神事歌にのって踊る祭りです。中世からの歴史があり、世代を超えて受け継がれ、地域の連帯感を育む役割を果たす祭りであることが評価されました。民俗文化財は、急激な社会変化の影響を受けやすいものでありますが、中世から続く伝統行事を今後とも守り伝えたいものです。

 

また、栗東歴史民俗博物館にて小杖祭りのパネル展示と関連映像を令和5年5月7 日 まで放映しておりますので、ぜひこの機会にご覧ください。

 

結びになりますが、この一年が幸多き年となりますようお祈り申し上げます。

 

 

令和5年1月1日
    
                                       栗東市長   竹村 健