第六次栗東市総合計画(前期基本計画)を策定しました
1.計画の策定にあたって
本市では、将来を見据えた総合的・計画的なまちづくりの指針として、昭和47(1972)年に「第一次栗東町総合発展計画」を策定し取り組んできたところであり、平成13(2001)年には、長年の目標であった'市制施行'という大きな区切りを達成しました。
平成22(2010)年3月に策定した「第五次栗東市総合計画」(以下、「五次総計」)では、「ひと・まち・環境ともに育む『健やか・にぎわい都市』栗東」を目指すべき将来都市像とし、各施策に取り組んできましたが、令和元年度をもって最終年度を迎えることから、五次総計に基づく取り組みの成果、社会経済情勢の変化による新たな課題等を整理し、令和2(2020)年度から10年間の新しい指針として、第六次栗東市総合計画を策定しました。
2.将来都市像
いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市栗東
市民とともに力を合わせて、安全・安心な暮らしの充実と、本市の魅力・活力の向上に取り組み、便利で、快適で、出かけやすい住まいの環境を維持し、さらに高めるとともに、このまちの魅力と個性を次代に継承していくため、10年後に本市が目指すまちの姿を上記のように掲げます。
3.まちづくりの基本目標
(1) 経済活動が活発で、多様な就労環境があるまち
(2) 自己肯定感が高く、笑顔にあふれた子どもを育むまち
(3) 健康維持に向けた取り組みが進み、地域共生が実現しているまち
(4) 多様性を認め合い、快適で安全に暮らし続けられるまち
(5) 参画したくなる、新時代のパートナーシップを追求するまち
4.まちづくりの基本政策
将来都市像及び基本目標の実現を図るため、計画期間において取り組むまちづくりの基本政策を次のように定めます。
- 経済の安心を生み出す
- 教育・子育ての安心を育む
- 福祉・健康の安心を築く
- 暮らしの安心を支える
- 行政の安心を営む
5.第六次栗東市総合計画の概要について
- 「第六次栗東市総合計画」は、すべての行政運営の指針となる本市の最上位計画です。
- 市民・事業者・行政が今後の10年における本市の目指すべき方向とその実現のための方策を共有し、共通の目標に向かって力を合わせ、自分たちのまちを自分たちの手でより良くしていくための指針として、計画実現が「市民共有」の目的となるよう策定しました。
- 「基本構想」「基本計画」「実施計画」の三構造で構成します。
基本構想:まちづくりの基本理念や目指すべき将来都市像を達成するための基本的な方向性を明らかにします。
〔計画期間=10年間(令和2(2020)~令和11(2029)年度)〕
基本計画:施策ごとに、「めざす姿」「基本方針」「基本事業」等の内容を示します。
〔計画期間=前期/後期各5年間(令和2(2020)~令和6(2024)年度/令和7(2025)~令和11(2029)年度)〕
実施計画:基本計画に示された施策の目的を達成するために、毎年、基本事業のPDCAサイクルを確立していくこととし、別にまとめることとします。

6.第六次栗東市総合計画前期基本計画の概要について
- 基本計画は、「まちづくりの基本政策」を体系化した施策ごとに、「めざす姿」「課題」「基本方針」「各主体の役割」「基本事業」「関連する計画」を示したものです。
- 計画期間は、令和2年度~令和6年度です。
- 施策ごとに、持続可能な開発目標(SDGs)の考え方を取り入れています。
- 本市の特徴的な施策として、「馬のまち」としてのまちづくりを総合的・効果的に推進するため、『馬を活かしたまちづくりの推進』についての記載をしています。
7.計画の内容について
第六次栗東市総合計画(前期基本計画) (PDFファイル: 5.3MB)
第六次栗東市総合計画_概要版(全体構成) (PDFファイル: 19.1MB)
8.策定経過について
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更新日:2020年04月01日