「みどりのカーテン」で地球温暖化対策
本市の環境基本計画行動計画に基づき、緑化推進、教育学習の振興、地球温暖化対策の取り組みとして、「みどりのカーテン」の推進を行っています。
「みどりのカーテン」とは
みどりのカーテンとは、ゴーヤ、アサガオ、ヘチマなどのつる性植物を窓の外にはわせることで夏の日差しを和らげ室温の上昇を抑える、植物のカーテンのことです。
「みどりのカーテン」の効果には
- 冷房によるエネルギーの使用を減らす「省エネルギー効果」
- 植物の光合成による「二酸化炭素吸収効果」
- 建物やコンクリートに熱を蓄積させない「ヒートアイランド緩和効果」
などがあります。
以前に実施した成長記録(平成23年度)
苗の納品と配布(5月19日~21日)

苗がやってきました。市民の方々と公共施設へ配布しました。
市役所前で植え付けました(5月24日)

苗をプランターへ移し、ネットを設置しました。
また、市民の方からいただいたアサガオとフウセンカズラの種も植えました。

市役所前(6月27日)

ゴーヤは順調に伸びてきています。

アサガオ、フウセンカズラも発芽し成長しています。
市役所前(7月15日)

先端はネットの最上部近くまで伸び、全体に万遍なく広がり実も大きくなってきました。

市役所前(8月19日)

ゴーヤの葉がネット全体を覆い、みどりのカーテンができました。

カーテンの裏側は日差しが和らいで涼しく感じます。

アサガオ、フウセンカズラも無事に成長しました。

市役所前(9月8日)

まだまだ成長していますが、実は少しずつ小ぶりになってきました。
また、9月8日までに計73個の実が採れています。

翌年のための準備
実ったゴーヤから種を採取し、保存しておくことで、翌年も継続してみどりのカーテンを栽培することができますので、実践してみてください。

実が熟してくるとだんだん黄色くなり、最後にはオレンジ色になって割れます。

実が割れて、赤い膜に包まれた種が見えたら、取り出し、水洗いした後2、3日日陰で乾燥させて、翌年まで涼しいところで保存しておきます。

種の育て方
- 種まきは4月中旬から5月上旬が目安です。
- 土の表面から2、3センチメートルの深さでポットなどに植えます。
- 発芽に適した温度は気温25度から30度と比較的高温ですので、日光の当たるところなどに置いて土を暖めます。(発芽するまで2、3週間かかる場合があります。)
- 表面の土が乾き始めたら水をあげます。
- 20センチメートルほどに成長すれば、プランターなどに移して地植えします。
ひと工夫
種の尖った方を爪切りやハサミなどで中身を傷つけないように切り取り、数日水に浸すと発根しますので、根を下にしてプランターに植えます。
すでに発根していますので育ちやすくなります。


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更新日:2020年03月02日