セアカゴケグモにご注意ください
「セアカゴケグモ」を見つけたら
「セアカゴケグモ」は、人に対し積極的に攻撃してくることはありません。
素手でさわらない限り、ほとんど咬まれることはありませんが、花壇の手入れなど、外で作業する際は手袋の着用をお願いします。
咬まれた時はできるだけ早く近くの医療機関を受診してください。


セアカゴケグモとは
セアカゴケグモは春から秋にかけて多く見られ、冬は冬眠に入るため見ることは少なくなります。
セアカゴケグモ・メス
体長10ミリメートルから14ミリメートル。色は全体的に黒く、腹部と背面の中央に砂時計の形をした赤色の模様があります。幼体には赤い帯に白いふちどりや白いすじがあります。毒を持っているのはメスだけです。
セアカゴケグモ・オス
体長2.5ミリメートルから3ミリメートル。メスのような特有の赤い斑点もなく、全体的に白っぽく見えます。オスはメスと違い人体に影響を及ぼす毒性はありません。
セアカゴケグモ・卵のう(卵の入った袋)
糸で包まれた直径が約10ミリメートルの球体。表面に突起はなく、乳白色。約50~200個の卵が入っています。
駆除方法
見つけても素手で触らないでください。
ハエやゴキブリ用の市販の殺虫剤で駆除できます。
近くに巣や卵のうがある可能性が高いので、周辺を確認してください。見つけ次第、除去されることをおすすめします。卵のうには薬剤が浸透しにくいので、ビニール袋などに入れて踏みつぶしてください。
(まれに死んだふりをするようなので、その場に放置せず、確実に処分してください。)
かまれた場合
かまれると針で刺されたような痛みがあります。
患部を水洗いし、できるだけ早く近くの医療機関を受診してください。
通常、健康な人が重病化することはありません。個人差があります。
子どもや高齢者は重篤になる恐れがあります。
悪化すると、しびれや吐き気等が現れることもあります。
しびれや痛みが全身に広がった時には、救急車を利用してください。
こんな所に注意してください
- コンクリートの溝や、ふたの裏
- 花だんのまわりなどにあるブロックのくぼみや穴
- プランターのすき間、うつ伏せにした空の植木鉢の中
- 芝生や植木あるいは水抜き管の内部
- 墓石の花立てと線香立ての間や巻き石などのすき間
- 自動販売機の裏、クーラー室外機の裏などの人工的な熱源の周りなど
- 公園などの屋外にあるベンチの下
- 屋外遊具の下、隙間など
お問い合わせ先
栗東市環境政策課
電話番号 077-551-0341
滋賀県琵琶湖環境部 自然環境保全課
電話番号 077-528-3483
滋賀県ペストコントロール協会 草津支部
電話番号 077-562-3964
害虫の相談(無料)、駆除依頼(有料)
注意事項
- 市では衛生害虫等の駆除を行っていませんので、各私有地管理者において駆除してください。
- 相談は環境政策課まで、種類の確認は滋賀県自然環境保全課へお願いいたします。
- 特定外来生物であるセアカゴケグモは法律(外来生物法)により、飼育や生きたままの運搬(移動)が禁止されています。意図的に生きたまま他の場所に持っていかないようにお願いいたします。(違反者には罰則が科せられます。)
- この記事に関するお問い合わせ先
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環境政策課
〒520-3088
栗東市安養寺一丁目13番33号 栗東市役所2階
電話:077-551-0336(環境政策係)
電話:077-551-0341(生活環境係)
電話:077-551-0469(産業廃棄物対策室)ファックス:077-551-0148
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更新日:2018年08月17日