ペットを飼う前に考えてほしいこと

更新日:2026年05月25日

ペットを飼う前に考えたい10のポイント

犬や猫などのペットは、私たちの生活に潤いと安らぎをもたらしてくれます。ペットの存在が、家庭内や隣人との会話を増やして人間関係を円滑にしたり、子どもたちに自分より弱いものに対するいたわりの心や、命を預かる責任の重さと命の大切さを教えてくれたりします。

一方で、ペットを飼うことは、その一生を責任を持って面倒を見ることです。毎日食べ、排泄し、眠り、運動し、その世話は休みなく続きます。ペットは意思と感情を持ち、飼い主の思い通りにならないこともあります。ペットの起こしたトラブルは、全て飼い主の責任です。

「かわいい」という気持ちだけでは生き物は飼えません。自分が最後まで責任を持って飼えるのか、飼い始める前によく考えましょう。

1 住居環境

お住まいはペットを飼うことができる住居ですか?

あなたの住まいがペットを飼える住居であることは必要不可欠です。転居や転勤の予定がある場合は、慎重に判断しましょう。

2 ライフスタイル

飼いたいペットの種類や大きさ、習性、特徴などは、あなたのライフスタイルに適していますか?

仕事や子育てなどの状況を踏まえて、お世話の時間を十分に確保できるか考えましょう。ペットを家に残したまま旅行に行くことはできませんし、ペットの突然の体調不良で動物病院を受診しなければならないこともあります。

また、飼いたいペットの特性や飼育に必要な環境についても調べておきましょう。運動がたくさん必要なペット、暑さ寒さに弱く温度管理が必要なペットなど、それぞれのペットが持つ特性を理解し、適切な飼育環境を整えられるかよく考えましょう。

3 家族の同意

家族全員が飼うことに同意し、協力してお世話をすることができますか?

ペットの飼育には家族の理解と協力が不可欠です。家族の誰かがペットを嫌ったり、ペットに無関心でいることは、ペットにとって大きなストレスになり、問題行動の原因となることもあります。

4 動物のアレルギー

家族に動物アレルギーの人はいませんか?

アレルギー体質の人がいる場合は、飼う前に医師に相談するなど、慎重な判断が必要です。

5 世話をする時間と体力

食事、排泄物の始末、飼育場所の清掃、運動、散歩や遊び、しつけ、健康管理など、何があっても毎日欠かさず世話をすることができますか?

犬や猫の平均寿命は約15年です。ペットを飼うことは、その命を寿命をまっとうするまで預かることになります。ペットが高齢になっても十分なケアができるかよく考えましょう。病気で頻繁に動物病院を受診する必要があったり、寝たきりで排泄や排尿の介助が必要になったりします。特に体の大きな動物は、世話をするのに力が必要です。

ペットは生活すべてを飼い主に頼らなければ生きていくことはできません。仕事が忙しい、体調不良など、飼い主にどのような事情があってもペットの世話は欠かせません。

ペットが若いうちに、人と共生していくための基本的なルール(鳴き声やトイレのしつけ)を教え、人の生活リズムや自然現象に慣れさせる必要があります。

6 近隣への配慮

糞尿の放置、臭い、鳴き声などで近隣に迷惑をかけないようにできますか?

糞尿の始末はもちろん、適切なしつけや防音対策もしなくてはなりません。

7 ペットにかかる費用

ペットの一生にかかる費用を計算していますか?

ペットを飼うにあたり、許可や登録、食費、ペット用品や設備費、定期的な健康診断、またケガや病気の際の治療費だけでなく、ワクチン接種、フィラリアなど各種病気の予防、不妊去勢手術などの医療費もかかります。定期的なトリミング、爪や歯の手入れが必要なペットの場合は、またその分費用がかかります。

8 災害への対策

大地震や風水害などの災害が起きたときに対応できますか?

自宅が安全でない場合に、ペットと一緒にどこに避難するか、どう避難するか、考えておくことが大事です。

9 最後まで飼う責任

ペットが成長して大きくなっても、病気になったり高齢になった時も世話や介護を続けられますか?

適切に飼育すれば、ペットも長生きします。しかし、それに伴って、ペットも老衰や認知症になるケースが増えてきています。ペットを飼った以上、飼い主はその老いと向き合い、最後まで見届ける責任があります。

10 万が一、飼えなくなったとき

万が一、あなたや家族が飼えなくなったときに、代わりに飼ってくれる人はいますか?

ペットは生きていくための全てをあなたに依存しています。いざという時に、ペットの命をどう守るか考えておく必要があります。

 

 

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