帯状疱疹ワクチン(任意予防接種)について

更新日:2022年09月15日

帯状疱疹について

帯状疱疹は水痘(水ぼうそう)ウイルスが原因で発症します。

子どものころに水痘に感染した方は、治った後も水痘・帯状疱疹ウイルスが生涯、神経節に潜伏します。

その潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが活性化することで発症する皮膚疾患が帯状疱疹です。

帯状疱疹は他人から感染して発症する病気ではなく、過労やストレス、加齢などの要因により免疫力が低下することで、水痘・帯状疱疹ウイルスが活性化し発症します。50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに3人に1人は発症を経験すると言われています。

症状は、最初は皮膚の「痛み」が起こりますが、この「痛み」は違和感・かゆみ程度から焼けるような痛みまで個人差があります。その後、赤い発疹が帯状に現れます。皮膚の症状が治まった後も、痛みが残ることがあり、発疹が頭部や顔面に出た場合、目や耳の神経を害されてめまいや耳鳴りといった合併症がみられることがあります。

帯状疱疹ワクチンについて(任意接種)

帯状疱疹の予防には日ごろからの体調管理が大切ですが、50歳以上の方はワクチンを接種することにより予防することができます。

帯状疱疹ワクチンは予防接種法上の定期予防接種ではないため、ワクチン接種は任意接種(自己負担)となります。

接種を希望する方はかかりつけ医に相談するか、ワクチンを取り扱っている医療機関に直接申し込んでください。

ワクチンには乾燥弱毒水痘ワクチン(生ワクチン 1回接種)と乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン 2回接種)の2種類があります。

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