環状交差点(ラウンドアバウト)の交通方法について

更新日:2023年02月24日

環状交差点(ラウンドアバウト)とは?

   車両の通行する部分が環状の交差点であって、道路標識により車両がその部分を右回り(時計回り)に通行することが指定されているものをいいます。
   その名の通り「環状」になっているとことに加え、信号がないこと、この2点が大きな特徴です。

   環状交差点(ラウンドアバウト)を導入することによるメリットとして、交通の流れがスムーズになることと、安全性が高まることが挙げられます。信号がないので信号待ちの渋滞がなくなり、道路が交差していないので出会いがしらの事故がなく、また徐行しながら環状交差点(ラウンドアバウト)に進入するためスピード抑制になり事故のリスクが軽減されます。

規制標識
「環状の交差点における右回り通行」

   この標識は、環状の交差点において、車両が右回り(時計回り)に通行すべきことを指定する標識です。

環状交差点(ラウンドアバウト)を通行する場合

   あらかじめできる限り道路の左端に寄り、徐行して進入してください(環状交差点(ラウンドアバウト)に入る時は、合図をする必要はありません)。
   環状交差点(ラウンドアバウト)内は、右回り(時計回り)に通行し、できる限り環状交差点の側端に沿って徐行しなければなりません。

車両の優先関係

   環状交差点(ラウンドアバウト)においては、交差点内を通行している車両等が優先ですので、交差点内を通行する車両等の進行を妨げてはいけません。また、環状交差点(ラウンドアバウト)に入る時は、合図をする必要はありません。

環状交差点(ラウンドアバウト)から出る場合

出ようとする地点の直前の出口の側方を通過したとき(環状交差点(ラウンドアバウト)に入った直後の出口を出る場合には、その交差点に入ったとき)に、左側の方向指示器を操作し、交差点を出るまで合図を継続しなければなりません。

歩行者に注意しましょう

   環状交差点(ラウンドアバウト)に入ろうとするときや、交差点内を通行するときは、その環状交差点(ラウンドアバウト)または直近で道路を横断する歩行者などに特に注意し、できる限り安全な速度と方法で進行しなければなりません。

【動画】環状交差点(ラウンドアバウト)の通行方法

環状交差点(ラウンドアバウト)の通行方法についての動画です。(滋賀県 草津警察署より)

この記事に関するお問い合わせ先

土木交通課
〒520-3088
栗東市安養寺一丁目13-33 栗東市役所2階
電話:077-551-0291(交通政策係)
ファックス:077-552-7000
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