小杖祭り(栗東市下戸山)がユネスコの無形文化遺産に認定!

更新日:2022年12月08日

栗東市下戸山の小槻大社を中心に毎年5月に実施されている「小杖祭り」(近江湖南のサンヤレ踊り)が、令和4年11月30日にユネスコの無形文化遺産に認定されました。

ユネスコ(国連教育・科学・文化機関)の政府間委員会は、日本全国で24都府県・41件に及ぶ民俗芸能ー風流踊(ふりゅうおどり)を無形文化遺産に認定し、世界に残すべき宝として遺産リストに記載することを決定しました。

風流踊りは、華やかに着飾った子どもたちが、笛や太鼓、鉦などの伝統楽器を奏でながら、独特の神事歌にのって踊る祭りです。中世からの歴史があり、世代を超えて受け継がれ、地域の連帯感を育む役割を果たす祭りであることが評価されました。

民俗文化財は、急激な社会変化の影響を受けやすいものでありますが、中世から続く伝統行事を今後とも守り伝えたいものです。

※小杖祭りは、毎年5月5日に小槻大社周辺で実施されております。

※栗東歴史民俗博物館にて小杖祭りのパネル展示と関連映像を放映中(令和5年5月7 日 まで)。

[問合せ] 栗東市教育委員会 スポーツ・文化振興課 電話 077-551-0131

記念セレモニーの様子(12月1日、守山市小津神社にて)

記念セレモニーの様子(12月1日、守山市小津神社にて)

小杖祭り

小杖祭り