中沢遺跡で現地説明会を開催しました

更新日:2024年09月12日

栗東市中沢地先の中沢遺跡では、令和6年7月から発掘調査を実施しており、弥生時代中期から近世以降までの遺構・遺物が発見されています。

とくに弥生時代後期の掘立柱建物は、桁(けた)行4間×梁(はり)行1間で、後期前葉としては近江最大です。建物の構造は守山市下之郷(しものごう)遺跡(中期後半)のものと共通性があり、弥生時代中期的な様相を残した掘立柱建物です。これまで調査例が少なかった弥生時代後期前葉の集落の様相を知りうる発見となりました。

9月7日には現地で説明会が行われ、厳しい残暑の中、130名の参加者が弥生時代に思いをはせていました。

中沢遺跡の現地説明会

中沢遺跡の現地説明会

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