滋賀県視覚障がい者大運動会開催!
3年ぶり3回目となる滋賀県視覚障がい者大運動会。朝から体育館には滋賀県内から90人を超える人たちが集まりました。栗東市での開催は初めてです。
午前中はたすきリレーや玉入れなど、3競技が行われました。
怪我をしないように、ウォーミングアップを兼ねて行われた、たすきリレー。2人1組となり、たすきを持って走ります。玉入れでは、玉入れの棒に鈴をつけて位置がわかるような工夫がなされていました。


お昼休憩のあとに行われたのはボッチャ。
ボッチャは氷の上で行う「カーリング」のボール版で、白いボールに、赤と青のボールをいかに近づけるかを競うスポーツです。1988年からパラリンピックの正式競技となり、東京2020パラリンピックでの日本人選手の活躍は今なお記憶に新しいです。

滋賀ボッチャ連盟の指導者からゲームの解説を聞きながら競技が行われました。
音を頼りに、白いボールをめがけて持ち球を投げる参加者のみなさん。
意外とボールは重たくて、簡単そうに見えますが、白いボールに近づけるのは至難の業です。学生ボランティアや地域の民生委員なども参加し、ゲームはとても盛り上がりました。


「準備は大変でしたが、皆さん本当に楽しそうで、開催できて良かったです」と語るのは、栗東市視覚障害者福祉協会会長で、本大会委員長の山中淳喜さん。
コロナ禍によりふれあいの機会が減っていますが、同じ障がいのある人同士が交流を持つ良い機会となった運動会。たくさんの笑顔と出会うことができました。
更新日:2022年10月27日