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6月19日(栗東中学校)
一般社団法人生徒会活動支援協会が主催する「日本生徒会大賞2023」で本市栗東中学校が日本生徒会大賞を受賞しました。
日本生徒会大賞は、日本全国の中学校や高等学校における、生徒会活動の優れた取組みを広く発信することで生徒会活動を活性化させることを目的として開催されています。
決選大会では、中学生・学校の部において、書類審査による第1次審査を通過した3校がそれぞれに生徒会の取組みをプレゼンテーション。
栗東中学校は、「教員・全校生徒ともに行事をつくりあげる生徒会運営」をテーマに、栗中祭(体育祭)実行委員会を組織したことや、生徒の意見が反映され、生徒が主体的に参加する生徒会のしくみを紹介し、高く評価されました。
5人の執行部メンバーが、栗中祭(体育祭)に取り組んできた思いを語ってくれました。
全校生徒にとって、行事やイベントを通して学校を好きになってもらえるように行事の内容や栗中祭の種目などを一生懸命考えました。
加えて、生徒一人ひとりが得意なことを活かせる場所になってほしいという思いで活動を続けました。
事務局長
全校生徒からの意見を踏まえ、その思いを全て反映できるように話し合いを何度も重ねました。
皆が楽しめるようにするために何が大切なのか、どのように行動する必要があるのかすごく悩んだこともあります。実現に向けての過程が大変だったけど、学校をよりよくするために頑張りました。
生徒会長
体育委員長になって、友達から「運動が苦手だから、楽しくできる競技にして欲しい」という率直な声がたくさん届きました。
みんなが楽しめる栗中祭(体育祭)にしたいとより強く感じました。
体育委員長
体育祭と聞くと、運動が苦手な子にとっては楽しめる行事ではありませんでした。
みんなの意見を取り入れた、バランスのいい競技を考えることは難しかったですが、全校生徒が楽しめるように試行錯誤しました。
書記
競技内容も一から自分たちで考えました。案ができたら生徒会で試行してみて、改善点を出しながら競技をつくりあげることができました。
その結果、たくさんの笑顔が見られることに繋がり、本当に嬉しかったです。
副生徒会長

栗中祭実行委員会をきっかけに、栗東中学校では、イベントや行事ごとに実行委員会を立ち上げることが定着化してきました。結果生徒の意見をより反映しやすくなり、今後も「生徒と先生、地域の人が同じ目線で作り上げていく学校」を目指していきたいと話してくれました。
【大会概要】
・開催日時:令和5年6月18日(日曜日)11時から16時30分
・審査方法
第1次審査:書類審査
最終決選 :直近一年間に行ってきた生徒会活動をテーマとする5分間のパワーポイントによるプレゼンテーションと質疑応答
更新日:2023年06月23日