フォトnewsといでみがいてけん玉を作ろう!
8月4日(栗東芸術文化会館さきら)
さまざまな色の漆を塗り重ね、最後に研いで模様を出す技法を「変わり塗り」といいます。
この技法を用いた玉を研いで磨いて、漆のけん玉作り体験が行われました。
講師は漆作家の佐々木萌水さん。
午前のワークショップでは小学3年生から6年生までの18人が参加しました。
佐々木さんから漆の歴史や魅力について説明を聞き、さっそくけん玉作りがスタート!
漆が塗られた真っ黒の玉を、目の粗いサンドペーパーで力いっぱい磨いていくと表面のデコボコがなくなっていき、少しずつ模様が浮かび上がります。
全体を磨き終えたら、目の細かいサンドペーパーでさらに磨き、表面がツルツルとした手触りに。


仕上げに2種類のコンパウンドで丁寧に磨き上げるとつやが出てきて、子どもたちは「磨くのは大変だけど、きれいになってきた!」と嬉しそうな様子。

玉に糸を通し組み立てたら漆のけん玉の完成です。
完成したけん玉を持つと、少し前まで黙々と作業をしていた子どもたちが席を立ち、みんなで技を披露し合います。



「この技できる~?」、「10回連続で成功した!」と教室の中では楽しそうに話す笑顔があふれていました。
更新日:2023年08月15日