フォトnews!実体験から学ぶ防災〜報道ではわからない被災地の現実~(1月20日)

更新日:2025年02月03日

危機管理センター2階防災研修室

 

「報道ではわからない被災地の現実 能登半島地震の経験から 災害時要配慮者×防災講座」を開催。

今回は能登半島地震の経験を基に、災害時にどういった配慮が必要かを学びました。

防災講座1

第一部

滋賀県防災支援赤十字奉仕団の委員長である中村準一さんが、阪神淡路大震災、東日本大震災、そして能登半島地震の映像や画像を交えて解説しました。

防災講座2

第二部

Fun Fan Harmony代表の谷口律香さんが、家族旅行中に体験した震度6強の地震についてお話しされました。旅行先の旅館でリラックスしていた時に突然の揺れが起こり、その体験を共有されました。

防災講座3

第三部

ワークショップでは、私たちが考えるべき防災について討論しました。

この講座で見えたのは「トイレと避難所問題」。

災害時のトイレ復旧後は長蛇の列。断水が解除になってから汚れたトイレを掃除するのは誰なのか。トイレがここまでひどくなるのは想像していなかったという声も聞かれました。

「大変だったね」「怖かったね」という気持ちを共感しあえる場所という役割も避難所にはあります。

わたしたちがやるべき防災は「怖い災害を考えないのではなく、想像力とコミュニケーション力を使って、何があっても大丈夫という人のつながりを作っておくこと」だと話し合えた講座になりました。