令和5年1月30日定例記者会見
資料提供
新型コロナウイルスワクチン接種について
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市長による市政状況等報告
市政記者クラブの皆さまには、平素から栗東市政にご協力を賜り、厚くお礼申しあげます。また、お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
現在、令和5年度予算編成を鋭意進めております。
令和5年度も引き続き、市民の皆さまに安心して頂けるように取り組みを進めてまいります。詳細内容につきましては、2月度の定例記者会見の中でご説明申し上げますのでよろしくお願いいたします。
次に、配布しているパンフレットにつきまして、昨年の12月28日から、「有限会社栗東ホース倶楽部」の乗馬体験をふるさと納税返礼品に登録いただいております。「馬のまち・栗東」にちなんだ返礼品として、緑豊かな自然あふれる環境で馬たちと触れ合える機会を一人でも多くの方に体験していただければと考えております。重要な地域資源である馬を活かしたまちづくりを推進し、市内の方だけでなく、市外からも人を呼び込み、交流人口の増加に繋がるよう施策を講じていきたいと考えております。
最後になりましたが、先般の雪の影響によるJR琵琶湖線の立ち往生についてですが、本市におきましては直接市民の方、あるいは市内に勤務されている方からの問い合わせ、苦情等はありませんでしたが、またこのようなことがあった場合に備え、対応を検討し、行政としてできることについて検証してまいりたいと思います。
以上、引き続き、記者の皆さまのご支援、ご協力をお願い申しあげ、私からの市政の動きについてのご報告といたします。
市長と市政記者クラブとの意見交換
(記者): 雪の影響によるJRの対応等の件について、市内では雪の影響による事故やビニールハウスへの影響が考えられるが何か事故等はあったのか教えていただきたい。
(市長): 大きな事故の報告は受けていない。ビニールハウス等の農業被害については、一部ビニールハウスに被害があったとの報告を受けている。
(記者): 被害を受けたビニールハウスは何棟か?
(産業経済部長):1月24日の雪で7棟に被害が出ていると報告を受けている。25日の金曜日からの雪は雪質が変わっており、29日(日曜日)からの被害状況については、現在確認を行っている。
(記者):交通関係の話について、高速道路の通行止め等あったが、市内での影響はあったのか。
(市長):雪の影響による渋滞等はあったが、大きな事故はなかった。新名神が通行止めになったことに伴い、一部国道1号線に対する車の流入の整理をするよう国道事務所から連絡があった。このことについて市民から市への問い合わせが寄せられたということはなかった。
(建設部長):市でも、何か起きた際には対応できるよう連絡体制を整えてはいたが、昼頃に解除されたということもあり大きな混乱は起きていなかった。
(記者):今回市内では大きな混乱等はなかったとのことだが、全国各地では大きな被害が出た地域もあった。今回の教訓を活かし次につなげるよう考えていることはあるか。
(市長):今回のことから何を学ぶかが大事である。本市ではJR手原駅、栗東駅があり、今後JRと情報の共有等連携する必要がある。鉄道の対応については、手原駅であれば商工会館、栗東駅であればウイングプラザとも連携をとる必要がある。商工会の会長とは情報共有の依頼の話を進めているところである。
栗東市は交通の要衝であり、国道1号、8号線が通っており、また名神のインターチェンジが2か所あるといった地域であるが、それ故の混乱も予想される。道路上の車内で何時間も閉じ込められる状況が発生する可能性もあるので、想定したうえで対応を考える必要がある。
(記者):今回の件について、JRからの情報共有等の連絡はあったのか?実際に帰宅困難者は栗東にいたのか?
(市長):今のところ栗東駅に問い合わせたところ、深夜0時ごろに駅周辺をうろうろされていた方が4~5名いたとの報告を受けた。また、栗東駅を利用する方の多い日清食品、イシダ、LEJ、に問い合わせたところ、大きな混乱はなかったとのことであった。LEJでは、5名ほどの方が非常食を用意して社内に泊まられた方がいた。イシダでは定時に帰るよう指示するなどの対応を取られた。
(記者):JRとの情報共有という話があったが、具体的にどのように考えているか?
(市長):JR側からの連絡を待つだけではなく、今回のような事態が起きた際には、情報収集としてこちらから能動的に連絡を取っていく必要がある。
(記者):商工会議所やウイングプラザとの連携について、一時待機所を作るというイメージでよいか?また、今現在帰宅困難者を対象とした備蓄はあるのか?
(市長):体を休めるスペースの確保、暖房設備などの提供が一つ。さらには食料や毛布など提供できるよう商工会とも連携を図る必要がある。商工会との災害に対する協定もあり、今ある建物を利用するなど、早い段階で対応したいと考えている。
(危機管理監):備蓄について、帰宅困難者の方を対象とした備蓄品としては現在用意はしていない。災害避難所用の備蓄品はあるのでそれらをうまく運用していく必要があると考えている。
(記者):ふるさと納税に関して、栗東市の収支について伺いたい。
(元気創造政策課課長補佐):令和4年度は支出分の集計が現時点では把握できておらず、令和3年度の収支で説明させていただく。ふるさと納税をしていただいた件数は2,201件、納税額が63,559,000円。栗東市の方がほかの自治体へふるさと納税をされた市民税控除額が、222,577,000円。ふるさと納税返礼の事務的経費27,188,000円。差し引き収支が令和3年度では-186,206,000円となる。
更新日:2023年01月31日