令和5年4月28日定例記者会見
資料提供
新型コロナワクチンの令和5年春開始接種について
栗東市葉山小学校が文部科学大臣賞を受賞
「りっとうde保育のおしごとフェア2023」開催のお知らせ
「こんぜめぐりちゃんバス」運行
旧和中散本舗 春の特別公開
ユネスコ無形文化遺産登録記念展
市長による市政状況等報告
栗東市政記者クラブの皆さまには、平素から栗東市政に何かとご協力賜り、厚くお礼申しあげます。新年度に入り、初めての定例記者会見ということで、ご多用の中、お集まりいただきありがとうございます。
去る4月9日には、滋賀県議会議員選挙、4月23日には栗東市議会議員選挙が行われました。
6月1日から市議会議員となられる18名の方々には、今後4年間、議会において、栗東市政のためにご議論をいただきます。
議会と執行機関という役割は異なりますが、行政運営の両輪として、市政のさらなる発展のため、ご支援、ご協力いただけることをご期待申しあげたいと思います。
さて、4月1日より上山副市長が就任しました。私からの市政報告の後、少しお時間をいただき、上山副市長より就任のご挨拶をさせていただきます。
市長就任後初めての予算編成を終え、令和5年度がスタートしました。
市長1期目となる今年度は、学校給食週5日制の実施や「ふたご・みつご出産就学支援助成事業」「おむつ費用助成券の支給」など子育て支援の充実と、健康運動公園事業と企業立地を積極的に進め、交流人口の創出に向けた取り組みをしていきます。そして、「栗東に住んでよかった」と実感していただけるよう、何事にも果敢にチャレンジしてまいります。
5月の大型連休は、市内各地でお祭り等の行事や催しの開催が予定されています。
広報りっとう5月号にも掲載していますが、昨年11月にユネスコ無形文化遺産に登録されました近江湖南のサンヤレ踊りの一つ、「小杖祭りの祭礼芸能」が5月5日に小槻大社において4年ぶりに行われます。近江湖南に伝わるサンヤレの流れを汲み、中世後期の芸能を現代に伝える貴重な祭りです。
小杖祭り以外にも各地域で多くのお祭りやイベントの開催が予定されています。 情報提供として資料を付けていますが、手原駅から金勝寺までの観光スポットを結ぶ、周遊型こんぜめぐりちゃんバスが4月8日から運行していますので、行楽シーズンのお出かけに、ぜひご利用いただきたいと思います。
他に、道の駅「こんぜの里」「アグリの郷栗東」では栗東産野菜や旬の農産物などを用意していますので、多くの皆さまに栗東の良いところ知ってもらえるよう、ご紹介いただければと思います。
最後に、本市「馬のまち栗東」ならではの事業としまして、5月14日に、約2年半にわたる改修工事を終え、4月22日にグランドオープンしたばかりの京都競馬場で、栗東を冠にした「栗東ステークス」がメインレースで行われます。当日は栗東市の物産展も開催する予定です。
市政記者クラブの皆さまにはぜひ、栗東の魅力をご紹介いただきますよう、引き続き、ご支援、ご協力をお願い申しあげます。
以上、引き続き、市政記者クラブ皆さまのご支援ご協力をお願い申しあげ、私からの市政の動き等についてのご報告とさせていただきます。
市長と市政記者クラブとの意見交換
(記者)
栗東ステークスでは具体的にどのような物産展が開かれるのか。
(環境経済部長)
物産展に参加していただく事業者様は14社。
馬に関連するグッズや、栗東いちじくを使った製品などを販売させていただく予定。
(記者)
今回競馬場が新しくなり物産展も開催される中で馬だけではなく栗東市をPRすることにおいて意気込みがあれば伺いたい。
(市長)
今回京都競馬場には多くの来場者が見込まれる予想。
久しぶりの物産展となるが、多くの人に栗東を知っていただくチャンスとなるため、この機会を生かして栗東市の経済効果につながっていければと思う。
(記者)
今回の市議選、県議選は、市長・政治家としての視点からどのように分析されるのか伺いたい。
(市長)
統一地方選挙での投票率が大変低く、当初から懸念していた点である。
投票率の状況を改善するために各投票所でのデータどりを今回から始めた。
年代別にデータをとり、数字をみて傾向を分析し今後に活かしていきたい。
今回県議会議員の選挙においても市議会議員の選挙においても維新の会が入られたということで、滋賀県全体で見ても、維新の会を期待する思いの市民がいらっしゃると見ている。
市政が今後どのように動くのかは、しっかりと対話を重ねていきながら市民の皆さんに理解いただけるように取り組んで参りたい。
(記者)
維新の会の方への関わり方や、議員の方への全体の受け止め方を知りたい。
(市長)
維新の会の方に対しても等距離で対応していきたい。
全体の受け止めとしては、ひと昔前は地域からの推薦で議員になる流れが多かったが、そうではない人が出て当選する時代になった。
(記者)
今年の重点項目で、企業誘致があるが、手ごたえはいかがか。
(市長)
東部の工業団地は現在進捗をしているという認識である。
企業からの依頼もあるが、栗東市の場合はスペースが限られているという物理的な課題がある。スペースの課題が、計画の中で今後考えていく必要がある。
(記者)
chatGPTに関して、栗東市は市の業務に取り入れるかどうかご予定があるのか伺いたい。
(政策推進部長)
行政運営を進めていく中で、職員の業務の効率化を図ることができると考えている。一方で、セキュリティの管理に関してこれからまだ課題があるという認識をしている。県や国の動向を見ていく中で有効性の確認ができれば、これは積極的に導入していくものだろうという認識をしている。
更新日:2023年05月01日