令和6年2月22日定例記者会見
資料提供
栗東の社寺を巡るサイクルスタンプラリー
スーパー・サクソフォン・デュオの公演
第16回栗東市民茶会
小地域展「岡の歴史と文化」
市長による市政状況等報告
市政記者クラブの皆さまには、平素から栗東市政にご協力を賜り、厚くお礼申しあげます。また、お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
はじめに、令和6年能登半島地震にかかる災害支援について前回の定例記者会見以降の状況をご報告いたします。
地震による断水災害に伴い、2月5日から13日までの期間、応急給水活動のために職員4名を石川県の能登町に派遣しました。
実際に現地で支援活動を経験した職員から報告を受けて、被災時に迅速で的確な対応をするためには、職員の行動を想定した災害対策マニュアルの整備とともに、支援受入れ体制の整備が必要であると感じました。
また支援者にも利用しやすいように、災害対応を意識した各種台帳・データ等の整理をしておくことが重要と考えます。
水道・下水道施設の耐震化、優先されるべき避難所や福祉施設等への水の供給確保など、改めて重要性を認識しました。
水道・下水道ともにライフラインとして早期復旧が望まれますが、平常時において、被災を想定した点検と修繕のシミュレーションを実施するなどの備えも重要であると感じました。
2月17日から23日まで被災家屋等の解体・撤去制度等の申請受付業務に職員3名、20日から26日まで避難所運営支援に職員6名を石川県能登町へ派遣しました。
また、日本赤十字社栗東市地区の義援金は庁舎1階社会福祉課と図書館(本館・西館)で受付けており、2月21日時点の合計金額は130万9,297円となっております。
市民の皆様から暖かいご支援をいただき、感謝申し上げますとともに、市としましても、できる限りの支援を継続していきたいと思っております。
本日は、先に取りまとめました「令和6年度栗東市当初予算(案)」を中心に、来たる2月27日から開会されます3月定例会に提案いたしました議案内容について発表をさせていただきます。
提出議案については、予算15件、人事3件、条例12件、その他2件の合計32件になります。
令和6年度の組織編成、人事異動の内示については3月度の定例記者会見の中で報告させていただく予定をしておりますのでよろしくお願い申し上げます。
以上、報告といたします。
市長による令和6年度当初予算案と主要事業の説明
令和6年度当初予算は、積極的に先を見据えた新たな時代のまちづくりに向けた「チャレンジすることで未来に繋がるヒット&ラン予算」と名付けさせていただいております。
就任してちょうど1年2ヶ月を経過しましたが、令和5年度は初めて私の思いを反映した予算編成で、これまで進めてきたことを単にそのまま塁を進めるだけではなく、令和6年度は積極的に塁を進めるとともに、果敢に攻めて2つの塁を目指していく、そんな相乗効果のあるような予算編成という思いをもって今回名付けさせていただきました。
一般会計当初予算額は、288億1400万円で、過去2番目の規模の予算となっております。特別会計は163億4700万円です。
1.子育て支援
まず1つ目に、将来世代に渡って定住の魅力を維持、創出していくために、切れ目のない子育て支援に取り組んでまいります。
主な事業は、新たに別室対応支援員の配置ということで、現在栗東市は9小学校、3中学校があり、それぞれ別室、不登校児などに対して学校の中で対応できる別室を設けております。
ただ一方で、マンパワー不足が生じています。そのため今回、国が3分の1、県が3分の1を担っていただき、本市では3分の1を担うことで、2名の支援員の配置を現在予定しております。
そしてファミリー・サポート・センター事業ということで、例えば保育園や塾の送迎などを保護者が対応できないときに、それぞれのニーズに対応できる人とマッチングする事業を始めてまいります。
そのコントロールタワーになる部分にかかる費用を今回は計上させていただいております。
またブックスタート事業の実施ということで、すでに他の市町で行われておりますが、0歳児の健診などで絵本の読み聞かせや絵本をプレゼントするなどの事業を進めてまいります。
そして栗東西中学校の大規模改造を行います。雨漏りしている箇所への防水対策、あるいはトイレの洋式化等の事業を実施してまいります。
それから、ふたご・みつご出産就学支援及び赤ちゃんおむつ費用の助成につきましては、今年度から始めた事業で大変好評をいただいておりますので、来年度も引き続き取り組んでいきます。
また治田小学校の地域で、子どもの人数が増えているため、増築する予定をしております。10年リースということで、令和7年4月に、子どもたちを受け入れられるよう体制を整えてまいります。初年度の435万におきましては、地元産材の木材を利用と1ヶ月分のリース料として計上をしております。
継続拡充としては、妊婦健康診査の公費負担を3300円から5000円に拡充いたします。
それから治田、治田西そして葉山東の3ヶ所に、学童保育所の整備をしていく予定をしております。
先ほど治田小学校の地域で人数が増えているとお伝えしましたが、このエリアにおいて未就学児の受け入れのニーズも高まっておりますので、子ども園の整備ついて助成を計上しております。
そしてさらには、マル福の拡充でございます。他の市町より少し遅れていましたが、中学校分を栗東市で担い、そして高校生分を県に負担していただけるということで、今回予算計上しております。
2.物価高騰対応
2番目は、物価高騰対応ということで、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。
新規として、農薬や生産販売資材の価格高騰対応ということで、現在も制度としてありますが、資材などこれまでなかなか対応できなかったものを今回対応ができるということで、県が2分の1、そして私どもが2分の1ということで、価格高騰分を対応させていただくことになりました。
それから継続の部分といたしましては、給食費の保護者負担額を軽減するということで、小学校、中学校で1人当たり月200円の負担を行います。
それからプレミアムつき商品券事業も引き続き継続してまいります。
今年度よりもさらに事業規模を拡大して、5500万円計上しています。
また省エネ家電購入補助金も継続して、環境に配慮した冷蔵庫やエアコンの購入する際に、地元の電気屋で購入すると、上限3万円まで補助する制度でございます。
3.防災体制の確立
今回能登半島で地震がございましたが、防災体制の確立もしっかりと対応していかなければならないと考えております。
新規の事業といたしましては、防災のつどいを開催したいと考えています。
毎年1月に市民の皆様にも来ていただいて出初式を開催していましたが、今年は消防団のみを対象とした出初式を開催しました。
セレモニー化しているところがあったのでやり方を変え、防災のつどいということで6月初旬に市民の皆様に、防災について啓発できるような事業を考えてまいりたいと思います。被災地に行った職員からのインタビューも考えられるかと思っています。
併せて受援計画の策定と地域防災計画の改訂、これにリンクする地区防災計画の作成支援です。9学区それぞれの地域性がある中で、策定したものを地域防災計画の改訂にもエッセンスとして反映できるそういうような計画にしてまいりたいと思っております。
4.スポーツの推進と予防医療
続きまして、スポーツの推進と、予防医療に取り組んでまいります。
新規は、国スポ・障スポに向けたリハーサル大会を開催します。
いよいよ1年後に迫ってまいりましたが、6月にレスリングの近畿の高校生のリハーサル大会を開催いたします。
これに向けてエアコンの整備も現在進めている状況で、リハーサル大会を通じて、様々な知見を積み重ねて本番の成功に向けて、大会を開催していきたいと考えています。
また栗東は、国スポで開催する正式種目がレスリングとゴルフです。この機にジュニアのゴルフ教室をやろうということで、スポーツ協会を通じて、令和6年4月以降にゴルフ教室を開催いたします。
国スポとゴルフ教室を通じて、将来プロになる人や、ゴルフを通じて何か自己実現ができるようなことにも繋がればいいなと思っております。
開催に先立ち、レスリングの練習会場が栗東中学校になりますので、トイレの改修も予定をしております。
また野洲川運動公園に、現在仮設のトイレがあります。仮設のトイレしか置けないが、洋式化、ウォシュレットのニーズが高まっておりますので、太陽光を使って、温水のウォシュレットができるようなトイレを設置してまいりたく、5年リース分の半年分を計上させていただいています。
それから新規として、近年ニーズが高まっている帯状疱疹ワクチン(ヘルペス)接種の助成を開始いたします。
生ワクチンで2000円、そして不活化ワクチンで5000円を2回分計上しております。
そして、継続拡充ということで、歯科予防が昨年10月にキックオフしました。来年度が本格的な事業実施となりますが、まずは小中学生を対象に啓発をしっかりとしていきたいと考えております。
特にこのフッ化物を使った歯磨剤、いわゆる歯磨き粉の利用について周知ができるよう、パンフレットや、動画等を使って子どもたちに啓発をしていく事業の予算を計上しております。
5.道路整備と公共交通の利便性向上
続きまして、道路整備と公共交通の利便性の向上に取り組んでいきます。
継続事業といたしましては、安養寺下戸山線はじめ、数ヶ所の整備でございます。
場所は、図面で示しているとおりです。
国道1号・8号バイパスが現在進捗をしております。栗東は交通の要衝として道路整備により発展してきましたが、さらにこのような道路を生かしたまちづくりをするためにも、市道の整備を積極的に進めてまいりたいと思っております。
新規の事業は、くりちゃんバスの利便性を向上するということで、ICOCAなどのキャッシュレス決済システムの導入をします。また、どこで降りたのかなどの情報をデータ化できる乗降数のカウントシステムの仕組みを通じて、今後バスのルート改定や、どの時間にバスを走らせばいいのかなどのバックデータになるシステムを導入することで、市民の皆さんの利便性向上に寄与していきたいと考えております。
6.DXの推進
そして、DXの取り組みを進めさせていただきます。
まず1つ目、授業支援システムの導入をさせていただきます。
例えば子ども20人がタブレットをそれぞれ使用し、回答を求めたときに、その20人分の回答の一覧をモニターに映すことができる仕組みなどの授業支援システムの導入を進めていきたいと思います。
そして、市の公式LINEを立ち上げます。防災情報やごみの収集日、市内飲食店のクーポンなどを、公式LINEを通じて行いたいと考えております。また将来は自治会の運営等の助けになるような仕組みをプラットホームとして提供していきたいと考えております。
LINEは日本人の約75%が使っているツールですので、普段使っているツールを利用しながら、市民の皆さんの利便性の向上に、また防災に関しても安心安全に繋げていきたいと思います。
次に公共施設の予約システムの導入ということで、例えば体育館の予約をするために体育館の事務所で申し込むという現状ですが、このDXを使って、スマホから予約ができる等のシステム構築をしていきたいと思っております。
それから市役所内1階に、行政キオスク端末というコンビニにある複合機と同じ機能を持った端末を置き、市民の皆さんの利便性の向上を目指します。
例えば、お年寄りの人がコンビニで、住民票や印鑑証明を発行する際に、個人情報の関係上店員がサポートすることができないとのことですが、市役所に設置し本市職員がサポートすることで、手続きの流れを理解してもらうことにより、今後コンビニで利用しやすくなるのではないかと感じています。
それから、文書管理電子決裁システムの導入ということで、アナログで行っていることが現状多いです。私も毎日かなりの決裁に時間を要しておりますので、簡潔にできるように電子決裁システムの導入を進めていきます。
7.大型事業への取り組み
大型事業への取り組みを進めるにあたり、東部産業用地の整備促進と東西線・市道の整備、そして工業用水を継続事業として進捗をしていきます。
それから、栗東健康運動公園の整備については、土質調査や地盤調査を行う必要があるということで予算を計上しております。
それから草津と事務組合を作って進めている火葬場の整備や準備、環境センターの施設更新整備につきましても、準備に入るということで、予算を計上しております。
このような大型事業にも、しっかりと取り組みを進めさせていただきます。
8.財源確保と行政の効率化
最後8点目は、財源確保と行政の効率化に取り組みます。
新規は公共施設の有料広告収入の確保ということで、昨年12月定例会議におきまして、条例の改正をしました。
例えば市役所内で市民体育館や栗東駅前に企業の広告を出すことによって広告収入を得ることができるようになります。令和6年度に収入を得られるようなことを具体的に進めていきます。
それからふるさとりっとう応援寄附制度を継続してさらに推進をしていきます。
また直接予算には関係ない部分かもしれませんが、前例踏襲主義ではなく、常に今やっていることが正しいのか、もうすでに形骸化したものがないかという視点をもって、市主催の事業、事務事業等の見直しを断行する、そんな1年にもしてまいりたいと思っております。
職員の手が足りない、なかなか人が追い付かない等の声をよく聞き及んでおりますので、人の採用もさることながら、今やっている事業を見直すということも大変重要な視点であると感じております。
以上、ここにしかないを生かし、楽しいまちをつくるということで、引き続き積極的に先を見据えたまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。
どうぞ皆様、またご支援を賜りますことをお願い申し上げまして私からの説明とさせていただきます。ありがとうございました。
市長と市政記者クラブとの意見交換
<令和6年度予算案について>
(記者)
ヒット&ランの言葉の中で、2つの塁を目指していくという趣旨だと伺ったが、一方で打者がアウトになっても1つ塁を進めるという意味もあると思う。アウトになってしまうかもしれないもの、あわよくば進めたいというものはあるのか。もしくはアウトは想定していないのか。
(市長)
アウトは想定していない。
(記者)
ヒット&ラン予算の中で最も象徴するような事業、市長としての思い入れの強い事業、ヒット&ランを体現している事業を挙げていただきたい。
(市長)
現在ふたご・みつご出産就学支援助成や様々な子育て支援を行っているので、来年もなぞるように行うだけではなく、ファミリー・サポート・センター事業やブックスタートなど新たな施策を積極的に進めることによって、今の子育て世代へのサポートだけではなく、市民の皆さんが「産みたい」「もう1人子どもをこの町で育てたい」と思ってもらえるような施策展開をしていきたい。そしてそれは全ての事業において心がけている。
例えばスポーツにおいても、国スポ・障スポを開催するだけではなく、そこから生まれるものをさらに派生させる必要があるというふうに思っている。
ゴルフ教室を開催することによって子どもたちが今までやったことないことに取り組み、国スポを契機に将来部活動ができたり、プロ選手になったりするような、単に開催し1つ塁を進めるだけではなく、新たなことを打ち出すことによって2塁、3塁まで進められる、そんなイメージだと理解していただきたい。
(記者)
市長に就任してから今回2回目の予算編成となるが、今回の予算をどのように位置づけているのか。
(市長)
新規の事業をちりばめているが、多様化の時代の中でメインとなる事業をなかなか打ち出しにくい。令和6年度はバランス型の予算だと思っている。
(記者)
ホースパークと位置付ける栗東健康運動公園はいつごろ開園予定か。
(市長)
令和12年の開園を予定している。
それ以上早く開園したいが、Park-PFIという手法を通じて公園を作ろうと考えており、制度上越えていかなければならないハードルが多く、環境調査や土質調査など色々な手順を踏んでいかなければならない。
(記者)
イメージとしてはどんな公園になる予定か。
(市長)
甲子園球場2.5個分くらいの広さがあるので、かなりのスペースがあるということが1つ。また栗東は大きい公園がないので、市民の皆様が憩い、集える公園であるのはもちろん、馬のまちであることから引退競走馬を活用した馬と触れ合える施設と考えている。
また、栗東の場合は交流人口が少ないことが挙げられる。そういう意味においては市外からも、訪れられる公園としても標榜している。併せてPark-PFI手法については、お店やカフェなどができる「にぎわい施設」として、公園の中でご飯を食べることができたり買い物したりということも可能性としてはある。
市民の皆様にも集っていただき、馬を通じた観光も視野に、防災や教育など、5つのコンセプトを掲げたイメージの公園である。
(記者)
引退競走馬は殺処分や食肉にされたりする現実もあり、活用が進まないことがあるが、その兼ね合いでこの公園で活かしていこうという思いもあるという認識でいいのか。
(市長)
その視点もある。
日本は競馬の生産者責任について遅れており、1年に約7000頭生産されるサラブレッド全ての馬を救えるわけではないが、受け皿になれればと思っている。毎年アンダーグラウンドの世界ではそのような悲しい話があるので、少しでも助けることに寄与できるのではないかと考えている。
(記者)
市長が就任時あるいは昨年の予算会見の時にもおっしゃっていた交流人口という観点で、先ほどの概要説明の中で観光資源の活用についてあまり大きな事業がないように感じている。新年度の中で交流人口を増やすための事業やその準備施策があれば教えていただきたい。
(市長)
具体的に新年度、花開くようなものがあるかと言われると、現在種をまいている状態。例えば栗東健康運動公園はもちろんのこと、現在ある森遊館、森の未来館、バンガロー村など金勝の山を生かした施設を引き続きテコ入れしていく必要があるが、来年いきなりテコ入れができるような状態ではないので準備をしている段階。
今、何年後かに実現できるように、種をまき、水をやっている状態ということでご理解いただきたい。
また東海道沿いにある旧和中散本舗も、計画を立てているが、それも来年すぐに花開くわけではないので、育てている段階。
<移住・定住に関するアンケートについて>
(記者)
令和6年度施政方針の「はじめに」の中で、昨年8月から実施している「移住・定住に関するアンケート」は、現在も実施中なのか。ある程度まとまっているのか。
(政策推進部長)
移住・定住に関するアンケートは、昨年の8月1日から31日までの1ヶ月間実施。令和3年の7月1日から令和5年の6月30日までの2年間に、栗東市から転出されたすべての5357世帯。そしてその2年間に栗東市に転入をされた4966世帯に対して「なぜ栗東市から出られたのか」、「なぜ栗東市に来られたのか」という内容を主に調査をかけた。
しかし実際の回収率が低く、8月以降も引き続き、サンプルをちょうだいしているということで、現在進行形の表現になっている。
8月に調査した結果は概ねまとめているが、令和6年3月議会の中で、具体的に説明した後に公表する予定をしている。
(記者)
3月議会の中で説明する内容がある程度一定の方向性だという理解でいいのか。
(政策推進部長)
新聞紙上でも、栗東市の子育て世帯の転出超過が県内でも上位なので、その理由を調査しているところ。概ねの方向性は見えているが、アンケートだけではなかなか傾向が見えない。例えば住宅着工調査などの他の調査で補足の調査をして、具体的な傾向というのを見い出していく段階。
<元職員の処分について>
(記者)
1月に元職員の実刑判決が出たということで、退職金の返還など処分について動きがあったのか。
(総務部長)
元職員のため、直接本市が懲戒処分することはできない。
ただ今回の犯罪事実が、現職中の非違行為ということで、判決等を受けて考えると懲戒免職相当の事案に該当する。
従って滋賀県市町村職員退職手当組合からすでに支給されている退職金が、返還請求されるという形になる。返還請求に先立ち、本市から報告書を作成し、退職手当組合へ通知をする必要がある。現在その報告書の作成中で、完成次第通知を行い、組合から対応する流れ。
(記者)
退職金の返還を求めるという方針で決まったという認識でいいのか。退職金の返還はいつ誰が決定したのか。
(総務部長)
禁固以上の刑が確定をしていることを踏まえ、在職中であれば、懲戒免職相当、元職員になるとその時の非違行為が懲戒免職相当に該当する。本市が組合に正式に通知をすると退職金の返還について決定される。
(記者)
その通知を作るという決定はもうされていて、今作成中ということか。
(総務部長)
はい。組合と必要な書類などの事務的なやりとりの中で、現在通知書を作成中。
以上
更新日:2024年03月05日