令和6年7月3日定例記者会見
資料提供
多言語アプリ『カタログポケット』で「広報りっとう」「議会だより」を配信中
パリ・パラリンピック 車いすバスケ女子日本代表メンバー 北田千尋選手 表敬訪問
わたSHIGA輝く国スポ・障スポ「炬火作り」に挑戦!
第48回栗東市美術展 作品募集
じんけんセミナー「私はきらめき人になる」を開催
「りっとうプレミアム付商品券2024」今年も開催!
市長による市政状況等報告
栗東市政記者クラブの皆さまには、平素から栗東市政に何かとご協力を賜り、厚くお礼申しあげます。本日もご多用の中、お集まりいただきありがとうございます。
はじめに、令和6年6月定例会は、7月1日で閉会となりました。提案しました、全議案について、いずれも原案どおり可決・承認ならびに同意をいただきました。審議いただきました内容を踏まえ、しっかりと市政・施策を進めてまいります。
さて、4月に入りましてから、私自身が庁内全てとなる36課の朝礼に参加しました。
職員一人一人から、今年度の抱負や仕事に対する思い、また仕事以外の話も含め話をする機会を持ち、また私自身も普段考えていることや、これから取り組む姿勢を含め、職員の皆さんに直接話を聞いたり、話したりする機会となりました。
時間はかかりましたが、成果も含めて良いことは続け、修正するところは修正もして、このような取り組みを引き続きやっていきたいと考えております。
次にイベントのご案内となりますが、7月28日(日曜日)に、野洲川運動公園ソフトボール場にて、栗東青年会議所が主催する「LOVE&DREAM RITTO FES 2024」が開催されます。
ステージパフォーマンスや飲食店の出店、企業の就職説明ブースなど、様々な角度から青少年の夢を応援するイベントと聞いております。
このイベントに、本市出身で「うますぎる栗東大使」の白上一成さんも参加いただく予定です。
先月の記者会見で情報提供しました、7月20日(土曜日)の観光バスツアーに続き、2週連続で栗東を盛り上げるために活動していただくということで、私もとても嬉しく感じております。
続いてスポーツの話題です。
「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」に向けて、6月21日から23日に開催しましたレスリングのリハーサル大会は、無事に終えることができました。
近畿の高校生のレスリング大会でありましたが、設置したエアコンを初稼働して空調が行き渡っていることの検証や、来年の本番を見据えて駐車場の状況の確認をすることができました。
そして大会自体の運営につきましても、うまく開催することができたことから、来年に向けての検証もできたと思っています。
しかしレスリングという競技自体が、栗東高校は強豪校ではありますが、人々の目につきにくい、関心を持っていただきにくい競技だと感じています。今回、より栗東市の皆さんに見ていただく機会をもちましたが、まだまだPR不足であり、来年に向けての反省点だと実感しております。
このようなことを踏まえ、来年の国スポを成功に導き、また開催するだけでなく国スポを契機に栗東にいろんなレガシーを残していきたいと考えております。
続きまして、本市の広報大使を務める水泳選手の木村敬一さんと、本市在住の車いすバスケ女子日本代表選手の北田千尋さんが、パリ・パラリンピックに出場されます。大会がテレビ放送される場合は、パブリックビューイングを開催し、皆で出場選手の活躍を応援したいと思います!
特に木村敬一さんとは、先日話をした時に、前回の東京オリンピックでは無観客での金メダル獲得になったことが、本人として少し心残りだったと聞きました。今回は、多くの観客の前で、ぜひ金メダルを獲得する姿を、本市一同楽しみにしています。
最後になりますが、先日資料提供しましたとおり、栗東健康運動公園(ホースパーク)のサウンディング調査を昨日7月2日より実施しています。
詳細につきまして、これから担当であります市長公室長より説明をいたしますので、よろしくお願いします。
市長公室長による栗東健康運動公園(ホースパーク)サウンディング調査の概要説明
栗東健康運動公園事業は令和3年度に基本計画を策定し、令和5年度から本格的に事業を進めてきました。都市公園の質の向上、公園利用者の利便性向上、また、公園管理の財政負担軽減などを図ることを整理し、民間活力導入を検討しておりまして、昨日7月2日からサウンディング調査を実施しています。
<資料を用いた概要説明(省略)>
調査結果の精査、設計の反映、関係機関などの協議、事業者への継続した対話などを行い、令和7年度以降に実施予定の公募内容に反映していきたいと考えています。
どうか趣旨をご理解いただき、広く情報発信をしていただきますようお願い申し上げます。
市長と市政記者クラブとの意見交換
<市として保護司への今後の対応について>
(記者)
大津市で保護司が対象者に殺害される事件が起った。市で制度を変えることは難しい話だと思うが、保護司が自宅での面接は心配だということで、面接場所として市の公民館を貸し出すなど手を貸すことを考えておられるか。
(市長)
まず今回の事件につきまして、新庄さんとは私自身も友人であり、青年会議所で活動してきた仲間でもあったことから、断腸の思いである。
昨日保護司と懇談する機会があり、今後の保護司の活動を市としてどういうアプローチができるのか話をした。公民館も選択肢としてないわけではないが、公の場で人の目につくことから、使いにくかったりネガティブに感じたりする人がいるので、簡単に決められることではないと感じている。
貸館やスペースを提供することなどを含め、どのようなことが市としてサポートできるのかについては、保護司と今まで以上にコミュニケーションをとっていく必要があると感じている。
(記者)
今何かできるという結論には至っていないという認識でいいか。
(市長)
はい。
<栗東健康運動公園(ホースパーク)のサウンディング調査について>
(記者)
市長が当選される前から栗東健康運動公園の基本計画ができており、当時は馬関連の施設は含まれていたのか。
(市長公室長)
当時から基本計画の中に馬の関連施設についても含まれていた。
(記者)
市長が当選されてから基本計画に、意見を反映した内容はあるのか。市長としての思いを伺いたい。
(市長)
栗東健康運動公園については、前任の野村市長時代からの計画であるが、私は当時県議会議員だったことから、馬を強みとした公園のような場所を作っていけばどうかと提案していたこともあり、計画について知っていた。
それから市長に就任し、私自身が具体的に進めるんだという熱い思いでここまで取り組んできた。
その中で大きなポイントとなるのが、今回サウンディング調査をして民間活力を生かしていくということであると考えている。
一般的に、行政が設置をするようなパターンが多いが、そこに民間の力を入れ込んで、より民間の人の視点を持って取り組んでいくことで、市民や市外の人にも喜んでもらえるような視点、そしてその経済効果を受けて市の財政的な負担を減らせるのではないかと考えている。
(記者)
ミュージアムやトレイルコースなど具体的な案は計画の策定時からあったものなのか。
(市長公室長)
あった。
(記者)
現段階でのホースパークでの目玉はあるか。
(市長)
馬がいる公園はたくさんあるわけではないことと、引退競走馬を活用するというところでも、JRA栗東トレーニング・センターがある栗東ならではの取組だと感じている。
今回はJRAからの財政的な支援をいただきながら、公園を作っていく予定。また栗東市は馬だけではなく、調教師や騎手も働いている地域でもあるため、お力添えをいただいたり、連携したりしながら、単に環境整備を進めるだけではなく、競馬のコンテンツを総合的に活用していくことで、交流人口を増やすことに繋がっていくのではないかと考えている。
(記者)
馬のミュージアムのモデルとしている場所はあるのか。
(市長)
東京競馬場や関東では馬のミュージアムがあるが、関西には見受けられないのではないか。
関西ではトレーニング・センターは1カ所しかないが、現状一般の人が入館できる場所ではないため、協力をいただきながら例えば武豊ジョッキーがG1で勝った時の鞭や、G1のレースで勝った馬の蹄鉄やパネル展示、レース映像など競馬ファンの皆さんが見て楽しんでもらえるようなミュージアムであればと考えている。
(記者)
民間活用というよりかはまずはJRAに協力をいただくような形になるのか。
(市長)
運営についてJRAは関与していない。
最初どのようなところから企画していいか手探りにならないために本市が基本計画を示し、そこから民間事業者には様々な視点からの提案をいただきたい。
(記者)
健康運動公園が作られる場所はもともと何があったのか。
(市長公室長)
個人の所有地で、計画が決定されてから用地買収した土地で、山林であったところを開発した。
以上
更新日:2024年07月08日