令和7年3月24日定例記者会見
資料提供
本市プロモーション動画『たくさんの魅力が、ここに。』ついに完成!
広報大使「うますぎる栗東大使」の委嘱状交付を行います
作法にとらわれない、みんなで楽しむお茶のひととき
栗東市内発掘調査成果展「レトロ・レトロの展覧会」関連企画
博物館講座「かまどめしを炊こう!」
市長による市政状況等報告
栗東市政記者クラブの皆様には、平素より栗東市政各般にわたってご協力を賜り、厚くお礼申しあげます。
また、本日は年度末の大変お忙しい中にもかかわらず、定例記者会見にお集まりくださいまして、誠にありがとうございます。
まず、先月発生した岩手県の大船渡市の大規模火災について、亡くなられた方に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。
また、全国で同様の大規模火災が発生しております。多くの方の日常生活が一変し、大変な困難に直面されていることについて、私たちも深く心を痛めております。
本市におきましては、面積の約42%を占める山林での火災に対応するため、平成24年10月に市消防団内に山林分団を組織しております。
また、春の火災予防運動の一環として、関係機関相互の連携を図り、消火戦術の習得を目的に消防団と消防署合同の山林火災対応訓練を実施し、被害を最小限に抑えられるよう努めております。
現在、庁舎1階社会福祉課前に義援金の募金箱を設置しております。共に手を取り合い、助け合いながら、この厳しい状況を乗り越えていければと思っております。
皆様の温かいご支援が、被災地にとって大きな力となりますことを信じています。
さて、去る3月21日に閉会しました、令和7年3月定例会におきましては、新年度当初予算案をはじめ、提案しました38議案全てを原案通り可決及び同意をいただきました。
令和7年度は、私の市長任期の後半となります。これまでの任期を通じてご支援いただいた市民の皆さまに感謝申し上げますとともに、引き続き安心と満足をお届けするために努力を重ねてまいります。
これからも「住んでよかった」と市民の皆さまに実感いただけるよう、本市の特性や強みを最大限に活かしながら、さらに果敢にチャレンジしてまいります。
次に、令和7年度の組織、人事についてであります。本日24日に、令和7年度人事異動の内示を行いました。
令和7年度の組織・人事異動の方針は、「積極的に先を見据えた新たな時代の栗東(まち)づくり」に向けた歩みを進めるべく、各部局の課題にスピード感をもって的確に対応・推進することに加え、より機能的・機動的で効果的に対応していくための機能強化を目指し、8部5局1事業所43課の体制で、310人の異動による、496人の職員を配置しました。
さて、今月15日(土曜日)に、大津能登川長浜線の川辺・目川バイパスが無事開通を迎えることができました。私もすでに利用していますが、旧道の渋滞がかなり改善されたということで、早速この道路整備の効果を実感しています。
道中のラウンドアバウト中央島には、栗東高校美術科の小谷名織さんのデザインにより、栗東市を象徴するような力強い馬が描かれています。
また、昨日23日(日曜日)には、同じく大津能登川長浜線の岡本町南交差点から山寺ランプ交差点までが先行開通しました。
今年の秋には国道1号バイパスの全線開通が予定されており、市内を取り巻く都市計画道路のネットワーク整備により、交通の利便性向上だけでなく、わたしたちの産業経済や地域社会に大きな恩恵をもたらすことを期待しています。
話題が変わりまして、現在広報大使を務めていただいている白上一成さんに引き続き就任いただくことが決まり、4月20日(日曜日)に栗東芸術文化会館さきらで委嘱状の交付を行います。
白上さんは、東京の浅草で人力車を引き観光案内を行う一方で、人力車を引く現役俥夫(しゃふ)のヴォーカルグループ“東京力車”のメンバーとしても素晴らしい歌声で数々の舞台に立たれています。「栗東市の交流人口を増やしたい」という白上さんの思いのもと、当日は、栗東芸術文化会館さきらにて東京力車と元純烈の小田井涼平(おだいりょうへい)さんとのトーク&ショーが開催されます。
ぜひ取材にお越しいただき、その活躍を広く発信していただければ幸いです。
本日は令和6年度最後の定例記者会見となりますが、あっという間に令和6年度が終わったなと感じています。
私も市長に就任してから2年少しが経過し、ようやく市役所内の景色も頭に入るようになってきました。
今回の人事異動も、令和7年度に向けて最善の人事だと思っており、より良い1年なるようこの人事を皮切りに、しっかりと栗東市政を進めて参りたいと考えています。
以上、引き続き、記者の皆さまのご支援、ご協力をお願い申しあげ、私からの市政の動きについてのご報告といたします。4月からも引き続きよろしくお願いいたします。
市長と市政記者クラブとの意見交換
<市消防団員内の山林分団について>
(記者)
他市の山火事を受けて訓練や現在の取組の見直し、強化等実施する予定はあるのか。
(市長)
今回の山火事をきっかけに新しい動きをするわけではないが、従来から定期的に金勝山にて訓練を実施している。
(危機管理局長)
一般的な消防団員は水防活動や火災の消火活動、避難誘導、行方不明者の捜索など様々な活動を行うが、消防団の中には、山林分団と呼ばれる機能別分団が存在し、一つの業務に特化している。
山林分団の場合、金勝の山林地域での活動に特化しており、水利等道案内を行うことで、消防署員や他の消防団員を誘導する役割にある。
また山林火災対応に特化した機材をそろえており、訓練を通じてさまざまな状況に対応できるよう準備している。
<令和7年度 組織・人事異動方針について>
(記者)
令和7年度の組織編成はどこに重点を置いているのか。
(総務部長)
異動規模が大きくなっているのは、危機管理局と市長公室を廃止し、建設部を分離して、新たに都市整備部を設置するなど、部の体制見直しを行ったことにある。
特に、健康運動公園の整備を令和7年度から具体的に進めていかなければならないこと、また、企業立地の推進についても、都市計画との連携が不可欠であるため、都市整備部を設けたことが一番大きい。
以上
更新日:2025年03月31日