令和7年11月29日定例記者会見
資料提供
開庁時間の見直し
物価高騰対策デジタルクーポン「りっとう割」
栗東駅前イルミネーションきらり☆栗東を開催
くりちゃん、一日人権擁護委員に任命!
栗東市スポーツ賞表彰式を開催
ミニ展示「名所をめぐる~浮世絵の中の街道と旅~」
市長による市政状況等報告
栗東市政記者クラブの皆さまには、平素より栗東市政各般にわたってご協力を賜り、厚くお礼申しあげます。本日は、ご多用の中お集まりくださいまして、誠にありがとうございます。
昨日から茨城県の美浦村を訪問させていただいておりまして、先ほど戻ってきたばかりでございます。
今回の訪問につきましては大きく2点目的がありまして、一つはトレーニング・センターがある地域同士で、トレーニング・センターとどのような関係を構築されているのかなどの情報交換を行ってきました。
二点目が、令和8年2月に初めての取組となりますウマ娘のイベントを予定しておりますが、美浦村が先行してウマ娘の企画を進められ、現在開催中ということもありましたので、イベントオペレーション等をしっかりとしていくために職員2名と視察してまいりました。
また、美浦トレーニング・センターの見学もさせていただきまして、栗東トレーニング・センターと違うところまた共通してるところがあったわけでございますが、個人的には美浦トレーニング・センターが改修されご立派になったことにより、今後関東馬がどんどん強くなっていくことを、栗東市長としては困るなと感じたところでございます。
さて、来る12月3日に開会されます12月定例会では、条例、補正予算など、合計22議案を提案いたします。
議案の内容などは、お手元の議案書のとおりであり、詳しくは、会見終了後、総務課長ならびに財政課長から説明をさせていただきます。
補正予算の主な内容は、障がい者の福祉サービス費である自立支援給付費や生活保護費の増、また、保育所の1歳児配置改善加算が新設されたことによる、保育所入所委託料等の増、そして中学生や高校生など、子ども医療費助成費の増などが主な補正内容となっています。
次に、開庁時間の見直しにつきまして、本市においても働き方改革を推進するとともに、短縮により確保した時間を業務改善や更なるデジタル化の取り組みに向けた検討に充てるため、令和8年4月20日(月曜日)から市役所の開庁時間の短縮を行います。
続きまして、エネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響による市内の消費の減少に対して、地域経済の活性化と賑わい創出のため、栗東市独自のデジタルクーポン「りっとう割」を発行します。
市内の取扱店舗で、来年1月15日から2月15日までの期間、利用いただけるものとなっており、申込方法はLINEによるもので、12月15日から申し込みの受付けを開始します。
対象者は、市内在住者または在勤されている方で、当選された方に3千円分のクーポン券を発行するものとなっています。
この取組みによって、物価高騰の影響を受ける市内事業者と市民の皆様の暮らしと営みの支援につなげてまいりたいと考えております。
次に、栗東駅前東口において、11月30日(日曜日)から、今年で6回目となる栗東駅前イルミネーション「きらり☆栗東」が開催されます。
キッチンカー及びダンスや歌のパフォーマンスは14時から、地域の子どもたちの願いを込めたペットボトルツリーの展示と、イルミネーションの点灯式は17時からの開始となります。
来年1月24日(土曜日)まで点灯しておりますので、まちを明るく照らすイルミネーションにぜひお立ち寄りください。
話題は変わりまして、スポーツの秋にふさわしいイベントが市内各地域で多数開催されました。
市民皆さんの多くの笑顔を拝見することができ、大変うれしく思うとともに、栗東の元気を実感させていただいたところです。
今年は国スポ・障スポが滋賀県で開催され、本市所縁の多くの選手が活躍されました。去る11月18日に栗東市スポーツ賞表彰式を開催しました。国民スポーツ大会で優勝された6名の選手にご出席いただき、大会での感想や今後の目標などをお聞かせいただきました。
また、全国障害者スポーツ大会で活躍された4名の選手への表彰式を12月8日(月曜日)16時30分から市役所危機管理センター3階大研修室にて開催します。
記者の皆さまも是非取材にお越しいただければと思います。
次に、11月23日に開催されました「くりちゃんファミリーマラソン」には、1歳から、81歳まで、386人の参加者が集まり、それぞれのペースで楽しく走る姿が見られました。私も、教育長と、そして「うますぎる栗東大使」で、マラソン選手の近藤寛子さんと一緒に2キロのコースを完走いたしました。
寒い中ではありましたが、カップラーメンの炊き出しで暖(だん)を取りながら、マラソンの後に、「スポーツ体験」のイベントを行い、参加者の皆さんに楽しんでいただけました。
同じくスポーツに関連いたしますが、令和8年1月18日(日曜日)に、第69回となります、耐寒アベック登山大会が開催されます。
参加申込は12月3日(水曜日)まで受付けておりますが、現在、申込人数が149人(11月27日時点)となっており、定員に対してまだ余裕がありますので、ぜひ多くの皆様の参加をお待ちしております。
最後になりますが、私の市長としての任期が、去る11月17日に丸3年となり、最終年となる4年目に入りました。
残りの1年間につきましては公約に掲げたところで、まだ達成できていないところもありますし、しっかりと自分の掲げた公約や今物価高騰対策で、市民の皆さんに対してしっかりと政策を推進していく必要がございますので、しっかりと前を向いて歩んでまいりたいと考えております。
市政記者クラブの皆さまにはぜひとも、栗東の魅力や情報をご紹介いただきますよう、お願い申し上げ、私からの市政の動き等についてのご報告とさせていただきます。
市長と市政記者クラブとの意見交換
<ウマ娘のイベントについて>
(記者)
美浦村への視察をとおして、来年のイベント開催に向けて見えてきた課題はあるのか。
(市長)
美浦村で開催しているイベントの場所は、JR土浦駅という最寄り駅から車で約20分と交通の便が悪いところではあるが、多くのウマ娘ファンが、グッズを求めて訪れていた。
本市でも開催する場所によって、多くの来場者が見込まれるため、混雑等の対策を考えていかなければならないところだと感じた。
また、美浦村では、地域の商業や店舗とも連携している姿があった。本市では、今年度のイベントは来年に向けての試金石なイベントとして実施予定ではあるが、可能であれば、本市としても地域の商工等と連携し進めていくことができればと考えている。
<物価高騰対策デジタルクーポン「りっとう割」>
(記者)
第1弾は抽選、第2弾は先着と記載されているが、それぞれ予算を確保して実施するということか。
(商工観光労政課長)
第1弾と第2弾で予算を分けてる事業ではないため、第1弾で抽選まで至らなかったりクーポンが余ったりした場合に第2弾を実施する流れになる。
(記者)
第2弾実施するとなった場合、第1弾で抽選に当たった人が第2弾に再度申込することはできるのか。
(商工観光労政課)
可能。
(記者)
クーポンの種類が全店共通用と一般店専用で分けられているが、この狙いについて伺いたい。
(商工観光労政課長)
今回の事業は、小規模事業者を中心とした支援を目的に実施するが、市内の店舗は小規模事業者だけではないため、大型店舗でも利用できるようにしている。
大型店舗については5枚を上限、それ以外については小規模事業者で使っていただく。もしくは10枚全てを小規模事業者で利用することも可能。
(記者)
大型店舗というのは一般的なチェーン店や家電量販店も対象になるのか。
(商工観光労政課長)
売り場面積で1000平米以上のところが大型店舗として取り扱う予定をしている。
以上



更新日:2025年11月28日