令和7年8月25日定例記者会見
資料提供
金勝エリアでシェア乗りタクシーサービス「NearMe」の運用を開始
農林水産省の交付金事業に「奥こんぜ農泊推進協議会」が採択
さきらあーとパーク2025
収蔵品展「山と川と暮らし」
ロビー展示「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025記念展」
3施設秋めぐり ミニ展示「ミュージアム動物苑」
国スポ9月開催競技とイベント企画

LINEスタンプラリー
国スポ開催を盛り上げる駅装飾
栗東駅前クリーンアップ運動
環境に配慮し実践する大会を目指します
市長による市政状況等報告
栗東市政記者クラブの皆様には、平素より栗東市政各般にわたってご協力を賜り、厚くお礼申しあげます。本日は、ご多用の中お集まりくださいまして、誠にありがとうございます。
さて、8月29日(金曜日)から9月26日(金曜日)までの会期で、9月定例会が開催されます。この議会には31議案を提案いたします。
議案の内容などは、お手元の資料のとおりであり、詳しくは、会見終了後、総務課長ならびに財政課長から説明をさせていただきます。
補正予算の主な内容は、デジタルクーポン「りっとう割」事業を、物価高騰対応重点支援 地方創生臨時交付金を約4千143万円活用して、実施します。
また、総合福祉保健センターの屋上防水改修工事に3千600万円、治田学区に児童福祉施設を整備するための用地費として約2億4千814万円、中学校体育館等への空調設備の整備工事設計に1千790万円、地域おこし協力隊導入のための経費として約397万円を見込んでいます。
次に、地域の交通インフラとして重要な道路開通についてご報告いたします。
国道1号 栗東水口道路1(ワン)と主要地方道 大津能登川長浜線が去る8月23日の土曜日に開通いたしました!
この道路が開通したことにより、現行の国道1号における交通渋滞の緩和が期待されます。また、大津湖南地域や甲賀地域へのアクセスが向上することで、地域経済の活性化をはじめ、観光やビジネスの促進に貢献できるものと考えております。
私自身も10数年前、県議会議員をさせていただいていたときからずっと、工事の進捗等を見守ってまいりました。栗東水口道路におきましては、平成元年からのスタートで36年間。そして、山手幹線におきましては、平成の16年からのスタートということで、本当に長年の悲願でした。今回の開通によって、先人たちの苦労等も結実したと思っているところでございます。
先ほど申し上げましたように、今後はこの道路整備を通じて、さらに栗東のまちづくりに邁進をしなければならないというふうに改めて思っているところでございます。
次に、わたSHIGA輝く国スポ・障スポについて、説明させていただきます。
来月いよいよ国スポ本大会が開催されます。
その中で、ボランティア活動につきましては、9月28日から30日まで開催されるゴルフ競技に約延べ90名、9月29日から10月2日まで開催される レスリング競技に約延べ200名、合計約延べ290名のボランティアの方々が、競技会場運営にご協力くださいます。
全国から本市を訪れる選手・監督や来場者の方々をおもてなしの心で温かくお迎えし、一人ひとりが輝ける素晴らしい大会になるように 一緒に盛り上げていきます。
次に、本市の防犯カメラ設置事業について、説明させていただきます。
まず、本事業は犯罪の防止を目的としたものです。警察との協議の上、犯罪抑止効果が特に高いと見込まれる場所、例えば通学路や公共性の高いエリアを中心に、防犯カメラを新たに設置することといたしました。
台数は、令和7年度から令和9年度にかけて、毎年度30台ずつ、3年間で、合計90台を設置する予定です。また、設置されたカメラが通行人から見て分かるよう、該当の電柱には告示板を取り付け、「防犯カメラで撮影中である」ことを明示いたします。防犯カメラの運用にあたっては、市民の皆さまのプライバシーに十分配慮します。
この取り組みを通じて、市民の皆さまが安心して生活できる、安全なまちづくりを目指してまいります。
次に、熱中症について情報提供させていただきます。
先週の金曜日、8月22日の夕方、気温が非常に高かった日の出来事です。
ある20代の男性が市内を自転車で移動している途中、急な体調不良を感じ、市役所を訪問されました。
市役所ではすぐに涼しい部屋に案内し、休んでいただく対応を行いました。
その際、偶然、市役所内に公務で滞在していた救急隊員が男性の様子を確認しました。隊員の迅速な判断により、症状が重症化する危険性が懸念されたため、救急車での搬送が行われました。
この出来事は、熱中症のリスクを改めて認識させるものとなりました。健康な若い方でも熱中症の危険があるため、十分な注意が必要です。特に、猛暑が続く日々には、お子さまやご高齢の方、そして屋外での活動が多い方は、無理をせず早めに対策を取ることが重要です。
現在、市役所をはじめ市内の複数の公共施設が「クーリングシェルター」として開放されております。暑さが厳しい日や体調に少しでも異変を感じた際には、躊躇せずご利用いただければ幸いです。これらの施設では、涼しい環境で体を休めていただけるよう、万全の準備を整えておりますので、よろしくお願いいたします。
最後になりますが、本日、この後に予定されている、大阪ガス株式会社様による遊具の寄贈式について、改めて紹介します。
この取り組みは、企業活動を通じて地域社会に貢献することを目指している、大阪ガス株式会社様が実施している「小さな灯(ともしび)運動」の一環です。この「小さな灯運動」は、1981年の国際障害者年にスタートし、現在に至るまで地域 密着型で、社員の皆さまが自発的に、社会問題解決に向けて行動されている、
非常に意義深い取り組みです。
今回、親子教室の遊具をご寄贈いただきます。
市政記者クラブの皆さまにはぜひとも、栗東の魅力をご紹介いただきますよう、お願い申し上げ、私からの市政の動き等についてのご報告とさせていただきます。
市長と市政記者クラブとの意見交換
<新しい道路の開通について>
(記者)
具体的に、どのぐらい時間が短縮されるのか。
(建設部長)
緊急車両は、今まで19分かかっていたが、9分で到着が可能になる見込み。
<補正予算について>
(記者)
今回の補正予算の中で、市長が特に力を入れている事業は。
(市長)
中学校体育館等への空調設備の整備工事設計。近年の急激な猛暑への対策として、令和8年度の予算を待つことなく、機敏に対応することを目的に、令和7年度の補正予算として今回1千790万円を計上させていただいた。
<健全化判断比率について>
(記者)
健全化判断比率が、年々下がっている。市長として、どのように捉えているのか。
(市長)
健全化についてはまだまだ道半ばというふうに考えている。本市は、まだまだ借金が多い状態であるため、引き続き健全化への歩みを進めていく。一方で、先ほどの中学校体育館等への空調設備などの、必要な予算に対しては、躊躇なく手当をしていく。
<シェア乗りタクシーサービスについて>
(記者)
昨年度にも実施されていたか? 昨年度の利用実績は。
(環境経済部長)
昨年度も実施した。国との協議に時間を要した関係で、実績は3組9名。
(記者)
今後継続していくのか。
(環境経済部長)
実証実験の結果を見て判断していきたい。
<国スポついて>
(記者)
「環境に配慮し実践する大会」ということで、間伐材の箸、ウォーターサーバー、滋賀県産素材にこだわった菓子や飲料が挙げられている。
これらの取り組みは、正式競技だけか。公開競技や、デモンストレーション競技では。
(国スポ・障スポ推進課 係長)
間伐材の箸がつく弁当については正式競技のみ。ウォーターサーバーはビリヤードやスポーツチャンバラの時にも設置実績があり、今後の他の競技でも設置予定。
滋賀県産素材にこだわったお菓子は琵琶湖フィナンシェ。ビリヤードやスポーツチャンバラの時にも配布した。他の競技でも配布する。
また、飲料は、麦王。正式競技の弁当とセットにする。
(記者)
すべてが採用される、一番早いタイミングは、9月28日のゴルフか?
(国スポ・障スポ推進課 係長)
はい。ゴルフが一番早い。
(記者)
ゴルフ日和マルシェ。イベントだけではなく、本戦に参加される全国から集まるトップレベル選手の姿を間近で見学できるのか。
また、送迎バスの頻度、本数は。
(国スポ・障スポ推進課 係長)
選手の姿も見ることができる。入場無料。
バスについては、まだ公表ができない段階。今後、ホームページ等で発信予定。
以上
更新日:2025年08月26日