森林環境学習「やまのこ」で自然をたっぷり満喫

更新日:2021年12月06日

 

11月19日(森の未来館周辺)

 

滋賀県内の小学4年生が体験する県の森林環境学習「やまのこ」。

今年5月からスタートし、この日が今年度最後の学習となりました。

 

指導員が先頭を歩いて解説し、指導員の後を子どもたちが歩いて学んでいましたが、地図を持ち、子どもたちが主体的に考えて、楽しみながら散策するスタイルに、一新。

やまのこ開校式
やまのこ手作り看板

 

開校式で、大前専任指導員の説明を熱心に聞く治田西小学校の児童たち。

指導員が作成した手作りの地図を片手に、グループに分かれて、山の学習へいざ、出発!

 

A~Dの4つのコースへ。Aコースは三上山や琵琶湖を一望できる展望台、Bコースはロープを使って急な坂道が登れる場所があります。Cコースでは水源地を見ることができます。Dコースでは水源地から流れる山水に触れたり水温を測ったりしながら、5年生の「うみのこ」での学習へとつなげます。

やまのこクイズ
やまのこ頭蓋骨
やまのこ看板2

 

各コースには、子どもたちが主体的に散策できるようにと、今まではなかったコース全体の地図やクイズ看板を、新たに設置。全24問のクイズの第1問目は、「ズガイコツ」の動物をあてる問題で、動物の本物の頭蓋骨に、子どもたちは、大興奮!

 

やまのこロープ

 

新しく設置されたロープを伝って、急な山の斜面を一生懸命に登ります。

やまのこヤッホー

 

山にむかって、みんなで「ヤッホー!」。やまびこが、かすかにこだまします。

やまのこ紅葉

 

秋を感じながら、紅葉の絨毯を歩く子どもたち。カエデとモミジの違いやイロハモミジの名前の由来など、地域サポーターから、教えてもらいながら、子どもたちが先頭を歩いて散策します。

やまのこ丸太切り
やまのこ丸太切り2

 

丸太切りでは、のこぎりを使って、地域サポーターに教わりながら自力で切りました。

やまのこ焼杉

 

焼き杉でキーラックづくりに挑戦!

うさぎやカエルなど好きな動物の柄を選んだ後に、地域サポーターがバーナーで焼き目を入れてくれます。子どもたちは、動物の目を接着剤で付けたり、フックを吊るすための穴をあけていき、思い出の作品を作り上げました。

やまのこ地域サポーター

 

「栗のイガがちくちくしていて、手で触ったのは初めての経験だった」
「ロープがくねくねしていて、揺れてこわかったけどスリル満点で楽しかったです」

秋晴れの中、大自然の中で、心と五感で“感察”し、山の素晴らしさを満喫できた子どもたちでした。

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