フルート＆ピアノによる夏の訪れコンサート

6月24日（さきら）

恒例のアトリウムコンサート「さきらアトリウムコンサートvol.112～初夏のKAORI～」。
今回は中ホールで開催され、子どもから大人まで約150人が初夏を感じる爽やかな音色に聞き入りました。

関西一円で活躍中のフルーティストの窪田香織さん、ピア二ストの安達萌さんが夏らしい衣装で登場。
 

プログラムは、エルガー「愛の挨拶」で始まりました。
成田為三「浜辺のうた」、映画「菊次郎の夏」のメインテーマ、久石譲「summer」と夏の名曲が続き、澄んだフルートの音色とピアノの旋律に、会場は一気に爽やかなムードで満たされていきます。
ピッコロ演奏も披露され、美しい澄んだ音色がホールの隅々まで響きわたりました。
 

フルートやピッコロの楽器の紹介や2人の楽しいトークの後は、
ドビュッシー「月の光」などクラシック曲のほか、ミュージカル「オペラ座の怪人」より「シンクオブ・ミー」を披露。

これまでのフルートの優しく柔らかい音色から一転、重厚感のある迫力のサウンドで進んでいきます。

フルート曲の定番、ボルヌ「カルメンファンタジー」では、超絶技巧で観客を魅了していました。
最後は、童謡「たなばたさま」を演奏され、しっとりとした気分でコンサートは終演。

初夏を感じさせるフルートとピアノの音色に癒された夕べとなりました。