けずって みがいて!勾玉づくり
8月20日(栗東市出土文化センター)
子ども考古学体験クラブ「勾玉づくり・出土文化財センター見学」が開催されました。
普段開放されていないセンター内の展示室や収蔵品庫を見学することができ、本市の遺跡や古代の生活に関心を深めることができます。
和田古墳群や周辺の遺跡から見つかったたくさんの遺物が展示されている展示室では、装身具や壺など数多くの出土物を見ることができ、発掘当時の様子などもパネルからうかがえます。
壁にかかったパネル地図は、市内遺跡・古墳がライト点灯し位置がわかります。
赤く点灯したところを見ながら「この場所知ってるよ!」と家族で話す様子も多くみられました。
壺の立体パズルは子どもたちにも人気です。
「簡単そうに見えるけど難しい!」と、形や模様に触れながら遊びました。
センター正面入り口の「勾玉をつくろう」コーナーでは、26人の子どもたちが参加。
「私はハートの形にする!」「しずくの形がいいかな?」と、勾玉のかたちにこだわらず
自由な発想でつくりはじめる子どもたち。
石をやすりで力を込めて削り、形をつくっていきます。
「もうこんなにできたよ!」「お父さんも一緒に手伝って!」と、作業はにぎやかに進みます。
仕上げのやすりをかけてツルツルに仕上げた勾玉を、カラーペンで色付けをして、世界に一つだけのオリジナル勾玉が完成しました。
完成した勾玉をペンダントに仕立て、「できたよ!見て!」と嬉しそうな子どもたち。
手を動かし、工夫しながら勾玉づくりをすることで、古代の暮らしや文化に触れられます。
子どもたちは頑張って一人で完成させたり、家族に協力してもらいながら作ったりと、夏休みの良い思い出作りになりました。
更新日:2022年08月26日