作り手の見える野菜

更新日:2022年11月28日

11月11日(栗東中学校)

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県立聾話学校高等部の生徒と栗中サポーターが合同で野菜の販売会を開催。
事前に中学の生徒会執行部が作成したチラシを保護者や地域に配布。
校門には、中学の美術部員が描いた、大きなポスターが掲示されていました。
開始早々、多くの人がおとずれ、立派に育った野菜を買い求めました。

栗東中学校の中庭にある、栗中コミュニティガーデンで育った野菜を販売するのは、栗中サポーターの皆さん。家庭部が作成した、販売される野菜に合わせたレシピもともに配布されました。

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平成19年度に発足した栗中サポーターは、美化活動、草刈支援、登下校時の見守りや学校行事の支援などで300人のサポーターが学校を支えています。
このコミュニティガーデンは平成30年度にスタート。約35人のサポーターがかかわっています。

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吉永さんはガーデンの三代目リーダー(写真後列中央)。一緒にゴミ拾いをしたり、校外学習で手助けをしたりと、さまざまな場面で、学校支援をされています。
「生徒たちとの畑仕事は楽しい。この秋は、栗中コミュニティガーデンで育った野菜を生徒たちと収穫できた。販売は一緒にできなかったが、良いお天気に恵まれ、たくさんの人に来てもらえてよかった」と話されました。
売り上げで、子どもたちの自習コーナーの本を購入されます。

合同野菜販売会06

聾話学校高等部では野菜と花を生産する学習があり、これまで校内で販売したり、加工品を給食で使用したりしてきました。
生徒たちは、普段から協力を得ている、治田東学区民生・児童委員とともに、自慢の野菜を販売しました。
販売会は昨年度から開催されており、校外の人とふれあい、取り組みを知ってもらう場となっています。

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手作りのパネルには、土づくりから始まる作業の様子が紹介されており、生徒に話を聞くと、「草引きや夏の作業は大変。しんどいけれど、食べた人や、今日のように買ってくれた人の笑顔が見れるのはとても嬉しい」「農業に興味が持てた」と生き生きとした表情で話してくれました。

訪れた人は、
「こんなに立派で新鮮な野菜が、こんなに手ごろに買えて嬉しい」
「おすすめのレシピを試してみたい」
「作った人から買えることは、とても安心できる」との声が聴かれました。
対面販売で、どんな人が作っているのか、どんな人が買ってくれるのか、うれしい気持ちと安心できる気持ちの交流にもなりました。

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