はたち の つどい
1月8日(栗東芸術文化会館さきら)
天気が怪しまれた中、思いは天に届き、青空が広がる栗東芸術文化会館さきらのシンボル広場には、振袖やスーツに身を包んだ「はたちのつどい」の開会を待つ参加者が続々と集まり、再会を喜びあいました。
この日は、成人年齢を18歳に引き下げる改正民法の施行から初の「成人の日」。栗東市でも、「成人式」から「はたちのつどい」へと名前を変え開催。
834人が二十歳を迎え、647人が参加しました。
高校3年生進級を目前にコロナ禍が始まり、高校生活最後の年、三年目の集大成となる時期、思い通りに部活動ができなかったり、大学入試改革元年の受験生として、取り組んできた大学入学共通テストも、検定や記述の導入は延期となったり、進学も就職も思い通りにすすまず、大きな変化と、コロナ禍に翻弄された3年間。
孤独の中で戦ってきたからこその強さと、絆の大切さ有難さを知る大事な仲間とともに、これから進む道が素晴らしいものでありますように。二十歳の節目のお祝いに、メッセージやエールが送られました。
代表する4人からは、明るい未来へと向かう力強い誓いの言葉が述べられました。
式次第のイラストは、栗東市広報大使「うますぎる栗東大使」森田まさのりさんが、描いてくださったもの。作品のひとつ「ろくでなしBLUES」は、はたちのつどい対象者の生まれる少し前まで連載されており、市内の学校が実際のモデルになっていたりと親世代にもなじみの深い作品です。
素敵なイラストで式典に花を添えてくださいました。
式典のあと、かけつけた恩師からタイムカプセルが届けられる一コマも。
小学校卒業時に書いた自分宛の手紙と、二十歳の自分に送る当時の宝物を懐かしく見る姿や、忘れていた中身に笑いがおきたりと、13歳の頃の記憶がよみがえる瞬間でした。
「はたち」の皆さん。
本当におめでとうございます。
更新日:2023年01月13日