残そう!今日イチの瞬間

更新日:2023年02月24日

2月20日(葉山東児童館)

フォト教室01

自己紹介と、子どもの可愛いところを参加者全員が順に話し、子育て講座「フォト教室」がスタート。

講師は市内在住のフォトグラファー kyonさんこと橋本香子さん。

栗東市公式Facebook「うますぎる栗東」の市民記者ミツケーター養成講座の講師としても、分かりやすく、写真のコツを伝授。「なるほど」「さっそくやってみよう」という写真へのハードルが下がり、ぐっと上達すると好評でした。

フォト教室フォト03
フォト教室フォト02

Kyonさんは「今日の一枚」を決めることが、良い写真を残すコツと話します。
良い写真とは、何を、どこを撮りたいのか、どんなメッセージがあるのかイメージできる写真。
早速、素敵な写真を撮影するために、図と、実際の写真で、構図とアングルの決め方を学びます。

フォト教室フォト04

インパクトがあって、でもアルバムに続くと少し退屈になってしまうのが「日の丸構図」。対象がフレームの真ん中に映る構図でも、思い切って顔が切れるくらいドアップにして目・鼻・口のどれかをど真ん中に持ってきたり、遠くから小さく映したりすることで、注目してほしいポイントを伝えることができます。
水平垂直が決まりやすい、画面のグリッド線を利用した「3分の1構図」は、フレーム内に余白が生まれます。
余白を目線の先や、花の向きなど進む方に作ることで、向かう先をイメージさせる効果が出ます。

Kyonさんがぜひやってみてほしいと言うのは、縦で撮ることが多いスマホ撮影。横向きでも撮ってみること。まったく違う印象の写真になるそうです。

フォト教室フォト05

構図の次はアングルのお話。
黒目がきれいに撮れる上からアングル、自然な表情が取れる同じ目線アングル、迫力と広がりが生まれる下からアングル。
その写真に込めたいイメージとメッセージを考えながらアングルを選ぶのも大切です。

それぞれの効果と特徴が少しわかってきたところで、いよいよ撮影開始です。
​​​​​​​この日撮るのは、初めに話した「うちの子の可愛いトコロ」です。

「撮ろう!と思わないで」「一緒に遊びながら撮りましょう」
「呼びかけてみて」

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「カメラ越しに撮らず、目を合わせて撮りましょう」

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「こちらが動きながら撮るのもいいですよ」

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Kyonさんが、撮り方を教えたり、一緒に撮ってみたりしながらの撮影会。
「わぁ!いい写真撮れた!」「可愛い」と歓声があちこちから上がりました。

おわりに、「帰ったら、とびっきりの1枚を残して、思い切って撮りすぎた写真の削除をしましょう!」とkyonさん。
ほとんどが、写真教室は初めてという参加者。
「一番心にのこったのは、余白の先のストーリーです」
「その時の感覚で撮っていたから、これからは、どこにフォーカスするか意識しようと思う」
「少し上から撮影することが多い。下からのアングルもどんどん試してみたい」
「スマホの機能も知れてためになった」
「色々な写真に使える技も教えてもらえて得した気分」
など、気軽に取り入れられる技の数々にも満足したという声が聞かれました。