フォトnews栗東の歴史をめぐるウォーキング＆シンポジウムを開催
3月19日（市内古墳群・JAレーク滋賀栗東総合センター）
『栗東の文化財を活用しよう4.』では、古墳をテーマに、「5世紀近江の盟主part2」と題した、ウォーキングとミニシンポジウムを実施しました。
午前中はウォーキング。暖かな日差しの中、出土文化財センターから、地山古墳、岡遺跡、下戸山古墳、小槻大社古墳群の約キロメートルのコースをガイドの解説を聞きながら、巡りました。
午後はJAレーク滋賀栗東総合センターで、ミニシンポジウムを開催。近畿地方で3例目となる7世紀前半と推定される須恵器三足壺が展示され、栗東がほこる中期古墳、椿山古墳と地山古墳をテーマとして、熱いトークが繰り広げられました。
岡自治会と教育委員会、栗東市スポーツ協会が協働で実施した地山古墳の草刈りプロジェクトにより、見学しやすくなった地山古墳（岡）
小槻大社境内に分布する古墳群を見学（下戸山）
「二つの帆立貝形古墳」と題した、滋賀県文化財保護課 細川修平さんの講演
新聞報道された、椿山池ノ浦遺跡の三足壺についての報告
地山古墳の最近の取り組みを報告
椿山池ノ浦遺跡出土の近畿では3例目の三足壺を多くの人に見学してもらいました。
須恵器の三足壺は7世紀前半のもので、壺に3本の脚がついためずらしい土器。
ウォーキングには30名、ミニシンポジウムは52名が参加。
古墳時代の歴史や文化を感じ、古墳の魅力を存分に楽しめた一日となりました。
更新日：2023年04月12日