フォトnews夏の訪れ
6月9日(コミュニティセンター葉山)
コミセン葉山で、昨年に続きホタル観察学習会が開催されました。
「ホタルは環境保全のバロメーター」と題し、琵琶湖博物館専門学芸員の桝永さんが講演。世界には約2000種類のホタルがいることや、ゲンジボタルとヘイケボタルの違い、光を放つ仕組みなど、ホタルの生態について学びました。
ホタル博士になった参加者は、いよいよセンター横の中の井川でホタルを観察。あちこちから「あっちにいるよ」「僕も見つけた」と声があがりました。
ゲンジボタルにも方言があり、発光パターンは西日本と東日本とでは異なります。西日本では2秒に1回、東日本では4秒に1回点滅するそうで、早速「イチ、ニ」と確認する小学生の姿も見られました。
成虫の寿命は約1~2週間。観察は、気温が高く湿度も高い夜で、日没1時間後(20~21時)が適しているそうです。
「あらためてホタルの光の美しさを知りました」「友達にも見せたいです」と、参加者は折り紙で作ったホタルを大切に持って帰りました。
更新日:2023年06月13日