フォトnews点字の世界へようこそ!
8月5日(なごやかセンター)
点字体験講座が開催されました。1825年、当時16歳だったフランスの全盲の青年が考案した点字は、横2点、縦3点の合計6点を基本単位とし、今では世界中の視覚障がいのある人たちの支えになっています。
点字の歴史やしくみ、視覚障がい者を取り巻く社会について、滋賀県立視覚障害者センターの脇野さんから話を聞いたあと、参加者は実際に点字器を使い、点字を書く体験をしました。
探してみると、ビール缶や洗濯機、ジャムの瓶など、実は私たちの身近にあふれている点字。
講座に参加した人は「点字の読み方を知ることで、世界が広がった気がします。これからは、視覚障がいの人を見かけたら、何かお手伝いできることがないか、勇気を出して声をかけてみようと思います」と話していました。
講座のあと、点訳グループ「つくし」の活動紹介が行われました。「つくし」は昭和61年に結成されたボランティアグループで、毎月「広報りっとう」の点訳をはじめ、個人からの依頼で本の点訳や製本などを行っています。
あなたも点字にふれてみませんか。
点字体験講座に関するお問い合わせは、障がい福祉課(電話077-551-0113)まで。
更新日:2023年08月08日