フォトnews家族で巡る!探検ツアー

更新日:2023年08月25日

8月3日(三重県 川越電力館テラ46・火力発電所、愛知県 中部国際空港セントレア)

 

「夏休みごみリサイクル探検ツアー」が開催され、市内の小学生とその家族19組が参加しました。

この事業は栗東市ごみ減量リサイクル推進会議の主催で、三重県の川越電力館テラ46・川越火力発電所での学習・見学が企画されました。

 

栗東市ごみ減量リサイクル推進会議 奥野会長の「電気がどのように作られ、生活にどのような関りがあるかを学び、エネルギー資源を大切にすることについて家族で考えるきっかけにしましょう」という挨拶からツアーが開始。

夏休みごみリサイクル探検ツアー1

栗東市役所を出発し、バスの中ではごみ処理に関するクイズ大会を行い、環境への理解を深めながら、三重県 川越電力館テラ46・川越火力発電所に到着。

西日本で最大発電量である川越火力発電所に隣接し、電気についてじっくり学べるプログラムが体験できます。

夏休みごみリサイクル探検ツアー2
夏休みごみリサイクル探検ツアー3
夏休みごみリサイクル探検ツアー4
夏休みごみリサイクル探検ツアー5

「普段気にせず使っているけれど、家で使う電気にはどんなものがありますか?」という電力館スタッフの質問から、電気についての学習がスタート。

家族で取り組んだ磁石とコイルを使った発電の実験や、蒸気発電の実験などから、日常生活で使う電気には、たくさんのエネルギーが必要であることが分かりました。

 

「川越火力発電所で作られた電気が栗東市まで送られてくるのにかかる時間は?」というクイズでは、「2時間!」「1分」と子どもたちからの回答が挙がるなか、正解は「0.002秒です」と聞き、「早―い!」と驚きの声が上がりました。

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夏休みごみリサイクル探検ツアー8
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実験の後は実際に電気を作っている設備を巡りました。

発電に必要な燃料の入る貯蔵タンクが屋外に6機、施設内に発電機が7基、作った電気量の確認をする管制室など、普段見る機会のない大きな規模の施設に、家族で熱心に見学する様子が見られました。

 

参加者からは「実験をして、初めて電気の作り方を知りました」「作った電気は溜めておくことができないと聞き、電気を大事に使おうと思った」「使わない家電はこまめに電気や電源を消して、節電に気を付けます」などの感想が寄せられました。

夏休みごみリサイクル探検ツアー10

火力発電所見学の後は名古屋の中部国際空港セントレアへ向かいました。

太陽光発電の利用や窓を大きくして自然の光を取り入れるなど、自然エネルギーを有効利用する取り組みを実感できました。

4年ぶりの開催となった今回のツアー企画に、

「普段行くことができない施設を見学できて良かった」、「環境に関する理解を深めることができた」などの声がきかれました。