フォトNews!木のジャングルジム「くむんだー」
12月3日（コミセン治田西）
木のぬくもりを感じながら、ものづくりの楽しさを体験するため、治田西学区地域振興協議会による、木のジャングルジム「くむんだー」の組み立て体験講座が開催されました。
講師は川村工務店の川村さん夫妻で、治田西学区在住の3歳から小学生までの23人が参加しました。
まずは川村さんによる、間伐の役割や、清水寺を例に日本の伝統的な建築方法についての説明が行われました。自然に感謝する気持ちを忘れずに持ってほしいと子どもたちに伝えます。
実際に組み立て開始。
穴の開いた「柱」に「貫」を差し込み、格子状に組み上げていきます。
接合部分の隙間に「くさび」を差し込み、とんかちで打つとしっかりと固定されていきます。
高い所は、本物の大工のように登って作業を進めます。
あっという間に大きなジャングルジムが完成。みんなで登って遊びます。
木を組む構造により、揺れても衝撃を吸収することができるのが特徴。
実験「ゆらすんだー」では、くさびを抜いた状態で揺らしても崩れることはありませんでした。
最後はみんなで片付けるところまでがプログラム。
子どもたちは木のサイズに合わせてまとめたり、役割分担をしたり、自分たちで考えながら進めていきます。
子どもたちからは「組み立てるのは大変だけど楽しかった」などの感想が聞かれ、楽しみながら学べる体験講座となりました。
更新日：2023年12月06日