栗東市聴覚障害者協会、手話サークルの皆さんとトーク

更新日:2023年02月09日

日時…令和5年2月4日(土曜日)13時30分~14時30分
場所…コミュニティセンター治田東
参加…栗東市聴覚障害者協会、手話サークルのみなさん

参加者のみなさんと

栗東市聴覚障害者協会
市内在住の聴覚障がい者7人が集い、悩みや要望を共有するとともに、滋賀県ろうあ協会の活動に参加するなどの活動をしています。

手話サークル「手と手」「オレンジデイズ」
基本的な手話や季節に応じた単語を学んだり、小学校での手話教室も行っています。聴覚障害者協会員も活動に参加しています。

(参加者)公約の中に、手話関係の福祉は含まれていますか。
(市長)特に公約の中にはありませんが、私自身も県議会議員を8年務めさせていただき、様々な障がいをお持ちの方から色々な要望を聞かせていただきました。皆さんが日常生活や社会の中で困っておられることがあろうかと思いますので、市長になっても皆さんの声に耳を傾け、様々なサポートがしていけるように頑張っていきたいと思っています。

 

(参加者)町内放送または災害放送について、聴覚障がい者や聞こえにくい高齢者はどのようにして情報を得たらいいのでしょうか。
(市長)日常の連絡手段としては、ホームページやSNSがあります。緊急時には「防災防犯情報システム」という仕組みがあります。登録をしていただくと、スマートフォンの画面に文字で同じ内容が表示され、そこで緊急時の情報を得ていただくことができます。ぜひ登録をお願いしたいと思います。

 

(参加者)スマートフォンを持っていない場合はどのように情報を得たらよいでしょうか。
(市長)難しい課題です。ただ、一番大事なのは地域の繋がりです。防災というのは、幾らスマートフォンや色々な機器が進化しても、最後は人と人の助け合いだと思っています。例えばお年寄りや耳が不自由な方がいらっしゃったら、近所の方がお声掛けをするということをしていかなければならない。今はコロナ禍で集まるのが難しく、人と人との繋がりが希薄になっていることを懸念しています。

 

(市長)日々皆さんはどのような活動をされていますか。
(参加者)手話サークルでは週1回、手話の勉強会をしています。小学校からの手話教室の依頼も受けます。皆さん、自由に楽しくコミュニケーションをとれるように学びたいという気持ちで来られています。ドラマの影響もあり、参加者は少しずつ増えています。
(参加者)栗東市聴覚障害者協会は、会員が集まって会議をしたり、楽しい行事や企画を考えたり、市に要望を出したりしています。また、県の聴覚障害者協会の会議にも参加して情報共有をし、市の協会にも情報を伝達するなどの取り組みをしています。来年度になりますが、さきらで上映会を行う予定があります。題名は「ヒゲの校長」という映画で、今企画を進めています。コロナのためにいろいろな行事が無くなってしまいましたが、手話言語条例が始まって3年となりますので、記念上映会として市民に呼びかけ、見ていただく機会にしたいと思います。

 

(参加者)得意なスポーツはありますか。
(市長)学生時代は野球をしておりました。比較的スポーツは何でも好きです。障がいをお持ちの方とも一緒にできるスポーツもありますので、一緒にできるような機会があればいいと思います。

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電話:077-551-0102
ファックス:077-553-1280
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