リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)

更新日:2023年08月08日

自分で決める、自分を守る

私たちが、豊かな生涯を送るためには「心とからだの健康づくり」が必要です。

まずは、リプロダクティブ・ヘルス/ライツの概念を理解し、自分の生き方を考え、自分を守ることから実践していきましょう。

誰のものでもない、自分の身体と未来のために。

リプロダクティブ・ヘルス/ライツとは?

1994年にエジプトのカイロで開かれた国際人口開発会議(ICPD)にて提唱された権利。
すべてのカップルと個人が、自分たちの子どもの数、出産間隔、出産する時期を自由にかつ責任をもって決定でき、そのための情報と手段を得ることが認められています。

産む選択と産まない選択

子どもを産むのか産まないのか?産むのであれば、いつ、何人、産むのか。「今は仕事を優先させたい」「早く子どもが欲しい」妊娠・出産には様々な考えがあります。女性は「産む性」として、妊娠や出産の時期をコントロールする権利があり、男性も「産ませる性」として、子どもが欲しいと同様に主張する権利があります。

「自分のからだは自分で守る」ことから実践し、大切な家族やパ―トナーにもその大切さを伝えていきましょう。

望まない妊娠や性感染症を防ぐには?

望まない妊娠や性感染症は、経済的負担だけなく、心身の健康や将来のキャリア形成にも大きな影響を与えかねません。望まない妊娠を避け、妊娠・出産したい時にはその願いがかなえられるよう、お互いの身体について知り、避妊の方法など正しい知識を身につけることが大切です。

リプロダクティブ・ヘルス/ライツに関する国の施策

女性の健康づくり

女性は、妊娠・出産の可能性があること、子宮頸がんや乳がんの予防や早期発見が重要であることなど、特有の健康問題が存在します。

厚生労働省では、毎年3月1日から3月8日までを「女性の健康週間」とし、女性の健康づくりのための知識の普及を図っています。

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