防犯情報(令和7年7月29日)~ニセ警察詐欺が激増~

更新日:2025年07月29日

令和7年6月末で県内で一番多い手口は警察官騙りのオレオレ詐欺(ニセ警察詐欺)で、被害件数は74件、被害額は約4億7,700万円でした。被害者の約54%の方が国際電話(+1や+44等から始まる番号)からの着信に応対して被害に遭っています。

国際電話からの着信に応対すると、

  • 電話の相手が「警察」を名乗る

・ あなたの口座が犯罪グループに使われている

・ 逮捕状が出ている

・ 守秘義務があるので家族にも言ってはいけない

  • メッセージアプリに誘導され、ビデオ通話で事情聴取を求められる

・ 偽の警察手帳のほか、逮捕状を示される場合もある

  • 「身の潔白を証明するため」等の名目で金銭を要求される

検事などが出てきて、

・ 口座を調べる必要がある

・ 優先的に捜査する

・ 在宅で取り調べるので保釈保証費を払え

等の理由で、預金を全て別の口座に送金するように指示してくる

というふうに騙してきます。

ニセ警察詐欺の場合、100%電話から始まり、そのうち携帯電話への着信が約8割を占めています。

また、年代別で、かかってくる詐欺の電話の種別に大きな差が出ており、50歳代までの被害者の96%が携帯電話への着信に応対し、60歳代以上の被害者の71%が固定電話への着信に応対しています。

国際電話を普段使用しない方は、国際電話番号の着信をブロックし、被害を防ぎましょう。

 

令和7年7月29日 ナンバー 27

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理課(防犯係・防災係)
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栗東市安養寺一丁目13番33号  危機管理センター2階
電話:077-551-0109
ファックス:077-518-9833
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