小地域展
安養寺の歴史と文化

平成19年(2007)2月18日(日)〜3月18日(日)


安養寺村絵図(安養寺自治会蔵)

 安養寺地区は、新開古墳群をはじめ多くの古墳が営まれている地として知られています。
 地区名の由来ともなった東方山安養寺は、良弁による天平12年(749)の開基とも伝えられる古刹で、長享元年(1487)に将軍足利義尚が六角氏征伐のため、近江の地に出陣した際にはその陣所となりました。

 のどかな農村であった安養寺の転機となったのは、栗東町の成立です。昭和29年(1954)に成立した栗東町の新庁舎設置場所が、昭和32年(1957)に至って安養寺と決定。同じ年、名神高速道路のインターチェンジが安養寺に設置されることも決定し、それにともない、安養寺では昭和38〜43年(1963〜68)にかけて大規模な区画整理が行われました。その結果、安養寺は栗東の中心的な商業地や住宅地へと変貌を遂げました。
 毎年市内の1地区を順にとりあげる小地域展シリーズ、平成18年度は、安養寺地区の歴史と文化を展観します。


【展示構成】   →出品目録はこちらをご覧ください。

1.安養寺の古墳
2.安養寺の寺

   ・東方山安養寺と鈎の陣
   ・蓮如と鈎山安養寺
   ・東方山安養寺の復興
   ・神仏分離と愛染寺の移転
3.安養寺のくらし
   ・村のくらし
   ・安養寺の水利
   ・安養寺の山林利用
   ・安養寺の年中行事
4.近代化のなみと安養寺
スポット:安養寺保育園


※このほか、関連展示として通史展示「栗東の歴史と民俗」の中で東方山安養寺と関わりの深い慈雲飲光を取り上げています。


表紙にもどる

催し物案内にもどる


直線上に配置
栗 東 歴 史 民 俗 博 物 館
〒520-3016 滋賀県栗東市小野223-8
電話 077-554-2733 fax 077-554-2755
http://www.city.ritto.lg.jp/hakubutsukan/